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追悼、Bobby Caldwell

今朝もショックなニュースが飛び込んできました。
Bobby Caldwell(ボビー・コールドウェル)が亡くなったそうです。71歳でした。

Bobby Caldwellはマンハッタンに生まれた、アメリカの歌手/シンガー・ソングライターで、1970年代から1980年代にかけてのAOR代表するシンガーの一人で、作曲家としても活躍し、多くのアーティストに楽曲を提供しました。洗練された所謂メロウなサウンドとソウルフルな歌声は、ブルー・アイド・ソウルの歌い手としても一世を風靡しました。

本国では所属するレーベルの倒産後、残念ながら鳴かず飛ばずの状態だったそうですが、日本ではずっ〜〜と人気がありましたね。でも亡くなるまでの5年間はほぼ寝たきりの状態だったそうです。

noteの記事「人生で一番聴いたアルバム(山形ブラジル音楽協会編)」で、僕が挙げたのが彼のこのアルバム、Evening Scandal (1978)でした。その記事の通り僕が若かりし頃本当によく聴いたアルバムです。とても夜が似合う音楽で、こんなお洒落な音楽があるのかと、人が集まる度にバックに流していました。その後の音楽の好みにも絶大な影響があります。デビュー・アルバム出た当時情報が乏しくって、黒人か白人かもわかりませんでした。その後彼の容貌を見た時は、正直ちょっと(イメージと)違うって思ったものです(笑)。

どのアルバムかは忘れてしまったけれど、亡くなった父がBobby Caldwellがジャズを歌っているアルバムを僕に熱心に勧めてくれたことを思い出します。「父ちゃん、俺この人の古くからのファンなんだよ」って、思いつつも。

このところの僕の大好きなアーティスト達、Bart Bacharach、Bebeto Castilho、Bobby Caldwellの続けての訃報。気がつけばなんと3人とも”B”ではありませんか。

残念なニュースが続きます。ショックですね。ご冥福をお祈りいたします。

今日は一日これを聴こう。

R.I.P.  Bobby Caldwell(1951年8月15日 - 2023年3月14日)


BOBBY CALDWELL / Evening Scandal (1978)


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