yamabra disk: khc/moribet / Free to Air
これも少し前にpwmさんが紹介されていた韓国のユニットです。最近僕も韓国インディーズを中心に韓国の音楽をセレクトしてみましたが、本作はそのあとで聴いたアルバムです。
khc/moribetは、2023年にこのデビューアルバムをリリースした韓国の2人組(kfcとmoribet)。まあ、フォークトロニカっていうのですかね。見事なばかりの先進性と実験性で、とんがるところはとんがって、でも音楽としても唯一無二の魅力に溢れている。
緩急自在でいて、弾けるようなエンテロピーの高い音像は非常に面白いし、なんかとてもアーティスティックな魅力を備えたユニットです。このところの韓国の音楽の先進性を象徴するような、すごいぞ韓国、と言わざるを得ない作品です。
彼らについてはとても情報が乏しく、khcはこのデュオを結成する前にアルバムを2枚出しており、moribetも同様にソロEPアルバムを1枚出しているそうです。しかしあまりにも情報が少なくて、初めは空中泥棒の別名だという噂が出回ったのだそうです。なるほど。
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