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酒田に、行ってきました。- 土門拳記念館とNICO -

ちょっと前の話なのですが、GWの初めに酒田に行ってきました。土門拳記念館で開催されている特別展「植田正治と土門拳ー巡りあう砂丘ー」が観たくって。

酒田は僕が今まで住んだことがある街の中で3番目に長い期間(2年9ヶ月)住んでいた街なので、愛着があります。小さい街ですが元々北前船で京都との交流があった港町で、往時の繁栄の面影を残す素敵な街なのです。そして酒田に住んでいた時も、現在も時々行きたくなるのがこの土門拳記念館です。



土門拳記念館

ほんと絵になる建物です。
素晴らしいエントランス。

今回の目的はこちら。リアリズムを追求した土門と、砂丘を舞台に演出された写真を得意とした植田正治との、対照的な二人の写真展でした。≈

素晴らしい写真展でした。見応えがありました。

ゆったりとした展示室。
遠くに鳥海山が。

会期は7月15日まで。ぜひ行ってみてください。ここは建物もほんと素晴らしいのです。設計は谷口吉生氏

谷口吉生(たにぐち よしお)
1937〜東京都生まれ。建築家(谷口建築設計研究所主宰)資生堂アートハウス、東京都葛西臨海水族館、丸亀市猪熊弦一郎美術館、豊田市美術館、ニューヨーク近代美術館の改装など、作品多数。ハーバード大学アップルトン賞、日本建築学芸会賞、吉田五十八賞、芸術院賞など数々の賞を受賞。父は、土門拳と親交の厚かった建築家、谷口吉郎(たにぐち よしろう)。

土門拳記念館ホームページより

RESTAURANT NICO

昼は酒田フレンチを。僕が酒田に住んでいた以前から酒田には素晴らしいフランス料理の店が多くありました。現在の状況はよく知りませんが、当時は「ル・ポットフー」という店があって(今もありますが)、ここは東北を代表するフレンチの名店でした。その当時のシェフ佐藤久一氏の右腕、太田政宏氏の息子さんがこの「NICO」のオーナーシェフ、太田舟二氏のようです。こちらでランチのコースをいただきました。

まずは外観から趣味が良いです。
インテリアも良い。
テーブルセッティングだけで素敵だもんね。
自家製パンで生ハムとビーツのクロックムッシュ
自家製のパン
大根と自家製甘酒のスープ
ヒラメのムニエル ハーブソースとパプリカのソース
鴨のロースト
紅茶のクッキーとマドレーヌ ・珈琲

この日サーブしてくれた女性が以前「ル・ポットフー」にいた方で、なんと僕の苗字(珍しいので)を30年以上前の事なのに覚えていてくれました。この女性は気さくでいて威厳があって、過不足なく説明してくれる、プロフェッショナルな素晴らしい方でした。料理はもとよりこの方に会いに行くだけでも行く価値ありです。僕は次回も必ずいくつもり。

サーブしてくれた女性がお見送りに。この人ほんとに素晴らしい。

マスクをしていらしたのではっきりお顔を確認出来ていませんが、この方(下のリンク参照)だったのではないのでしょうか?違うのかなぁ〜〜。

NICO、酒田に行く機会があればぜひ予約して行ってみてください。


このあとはサクッと帰宅しました。酒田はやはり素敵な街です。

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