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同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)24.売り子さん事情

さて今日は都内でデカい同人イベントがありましたが、私は不参加だったのですが、SNS上では今日の同人イベント中の事件報告が行き交っていましたね
(名前を出してはいけない人の話題なのでここは各自お調べ下さい😊)

そんな報告を目にしたので、折角ですから今日は同人イベント中に出くわした、買い子視点での話をしようと思います。

何と言うか、買い子視点で見かけたサークルさんの話ですかね?
どうぞご覧ください。


前回の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)小咄①特定報告」はこちら!
短めの小咄です。




買い子する時の目的

同人イベントで買い子をする時「目当ての本を手に入れられるか」が一番の関心事だと思います。


仮にお目当ての本が手に入れられなかった時は、自分の事前の計画や見通しが甘かったからだと自省し、本を出されているサークルさんは恨まず、ぐっとこらえる私です。

手に入れられない時は全て自分に責任がある。

だからこそ、そうならないためにも事前に新刊情報のチェックや、サークル配置図での動線、サークル規模からの搬入数の予測(売り切れる可能性)をたて、万全で挑む訳です。



あるイベントで、私は友だちのサークルの手伝い兼買い子として参加をしました。

搬入や設営の手伝いをして、友だちの分も任された買い物リストを片手に、とりあえず定番のシャッターサークルさんから並んだ訳です。


そこから並びの壁サークルさんを転々とし、島中(外縁寄りから)を攻め入っていきました。


事件は島中で起きました。

時は開場して30分も経っていない頃でしょうか。

私がシャッター前サークルさんや壁サークルさんを転々としたからといって、まだ一般入場も始まったばかりで、島中にもにわかに人波が形成されだしました。

目当ての本はまだまだあるため、素早い行動が求められます。

目当ての島中のサークル(外縁)に向かっていると、遠目に、何かスペース前に待機列ではない、人が疎らにたむろされているのが見えました。

何と言うか、サークルスペースを遠巻きに数名の方々様子を伺っていると言う感じでしょうか?



「どういう事?」となりつつ、私もサークル前に到着すると、その原因がわかりました。


何かコスプレイヤーさん二人とそのサークルの売り子さんが、サークルスペースの机を挟んで談笑されているのです。



買い物をされている訳ではなく、ずっと談笑されているのです。



これは困る。

私より先にたむろしていた人たち(二、三人)に目配せすると、目線で「困った」と返してきます。

しかしイベント開始してすぐの時間帯で、数メートル離れているとは言え、サークル前に数人の人がたむろしているのに気づかないで、延々と話をされているのです。



サークル参加者は頒布目的で参加をしていないのかしらと頭を抱えつつ、しかしこう考えている間にも刻一刻とイベント中の貴重な時間は過ぎていきます。

こんな所で手をこまねいていてはいけません。



意を決して進み出た私は「すみません!新刊下さい!」とコスプレイヤーさんと売り子さんの会話に割って入りました。

すると机を挟んで通路側にいたコスプレイヤーさん二人はギョッとされて、その場から数歩横に避けられました。

話していた売り子さんも目線をこちらに向けてギョッとされていましたが、私の後ろにたむろしていた数名の方々を見て更にギョッとされ、オロオロしだしました。


あなた売り子なのに、人がこんなに待ってるの今迄気付いてなかったんかーい!と心の中でツッコミを入れつつ、私が声をかけたので売り子さんもようやく売り子さんに戻り、頒布を開始されました。


そして先に声をかけたため私の後になりましたが、たむろしていた数名の人々も列形成されてちゃんと順番に本をゲットできたのが見えたので、安心して次のスペースへ行く事ができました。




念の為の補足

一応ですが、サークル側の売り子さんと、コスプレイヤーや一般参加の方が、スペース前で談笑されているのは別に問題ありません。

しかし同人イベント中は人が入れ代わり立ち代わりで適宜混み合うので、話に夢中になりすぎず、周りの邪魔になっていないか、気を配って欲しいとは思います。
今回は特に数名の人が、気を使って声もかけられず待っていましたから、島中の混雑の原因になってしまいます。

 

後日談

なお、ちょっとこの件は何かこう気になったので、SNSでイベント後にそのサークル主さんのアカウントを調べたのですが、なんとそこのサークル主さんは当日イベント不参加で、イベントには売り子さんのみの参加だったそうです。


流石に「まじかよ」ってなってので、そのサークル主さんに上記出来事をDMしたら謝罪されました。

急遽仕事で行けなくなって、売り子さんを知り合いに頼んだそうで「SNS上でしか交流がない人で、本人はサークルをされてない人なので、そう言った周囲への配慮ができなかってみたいです…」と説明されました。


結論「サークル主さんは悪くないけれど、私みたいにSNSチェックしてない人からすると、当日のあのサークルスペースの運用見て、サークル主さんの評判が悪くなる」と怖くなりました。

やっぱり自分のサークルは自分で運用するのが一番ですよねとなってしまった話でした。




今回の人はたまたまコスプレイヤーさんと談笑に夢中になってしまっただけで、「何となく配慮が足りないな!」程度の出来事でしたが、でもこれ厳しい話をすると「興味があるかもしれない買い子さん」に売り子視点で気付けないと頒布数にも影響出ますし、サークル側からすると中々に笑えない話です。

これがもし私のサークルだったら…と思うと肝が消えます。


お金の扱いもありますから、やはり売り子さんは信頼と信用に足る人ではないと危険です。
そしてやはり自分にまさる運用はないってなります。



とまあ、個人的に細かい話をしましたが、イベント参加は交流が目的!ってサークルさんもたくさんいらっしゃるので、一概に私の理論を振りかざすのも憚られるので、今回は話半分でお読み頂けたらと思います。



そんな買い子中に出くわした個人的に怖い出来事でした。

因みに全く関係ありませんが、今回の写真は、某イベントで相互のコスプレイヤーさんとニコニコと記念撮影した私の写真です。
コスプレイヤーさんとの交流は、撮影スペースでするのがおススメですよ?(何)


そして次のちょっと長めの結構な事件の話はこちら「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)25.信用できない人」








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