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荒川区と私②仁義なき魚屋編

みんな大好き荒川区、荒川がない荒川区。

さて、相も変わらず荒川区在住と公言している私ですが、今日も日々私が荒川区からかまされる頭がおかしい出来事(褒め言葉)をみなさんにお伝えしていこうかと思います。

 

前回の「荒川区と私①価格が荒川区」でもお話ししたのですが、荒川区は価格が荒川区過ぎて、物価破壊が常です。

前回は青果店(八百屋)さんとの話でしたが、今回は魚屋さんの話をします。
前回と違うテイストの、私の実体験をお楽しみ下さい。



わかるよね?

荒川区某所にある魚屋のおっちゃんは、何かこう私の事をだいたい買いかぶりしています。

というか私に対して期待値が高すぎる。


私は荒川区に住んで早十数年ですが、その間に何度となくこの魚屋で買い物してきてはいますが、何かこの魚屋のおっちゃんは、私に対する魚の売り方が他の買い物客のみなさんと違うのです。

具体的な話をすると、ある日魚屋に訪れた私に対して、開口一番何の処理もしてない鯛を一尾勧めてきました。


魚のおっちゃん「今日は鯛が安いよ!300円!」

私「小ぶりですが1尾でそれっすか……(鯛かあ…アクアパッツァにしてもいいかなあ)」

魚のおっちゃん「(お店の方で)さばかなくていいよね??

私「別にいいですけど????でもそれ鱗も内臓もありますよね??(買う予定ですけど、下処理してくれないんすね?)

魚のおっちゃん「鱗まずぱぱっととって、お腹割いて内臓取ったらいいよ?わかるよね?(雑な説明)

私「なるほど???(まあわかりますけど?)


清々しい程雑な説明と、「わかるよね?」と言う暗黙の圧を受け、丸のままの鯛を買って帰った私でした。 

  


因みに捌いた鯛はこちら。

300円!
こぶりでも鯛!
これはお買い得!


うろこ落として
腹かっさばいて
家にある野菜と一緒に煮込み
アクアパッツァ!


鯛のアクアパッツァ美味かったです!(ヤケクソ)



たこ焼きをします

私は大阪人です。
家にはたこ焼き器(ガス式)があります。
たこ焼きが食べたかったら気軽に作れます。

大阪だとどこのスーパーにも普通にたこ焼き用のゆでダコが置いてあるのですが、東京は荒川区のスーパーだと、ゆでダコが置いていない場合もあり、確実にゆでダコを買いたいなら魚屋さんに行くようにしています。


しかし前述の通り、魚屋のおっちゃんは私に対して多大な評価をしているわけです。
そんな魚屋のおっちゃんからタコを買いたい私の会話です。


私「今夜たこ焼きをします(だから私にゆでダコを……)」

魚屋のおっちゃん「たこ焼きする?ならちょうどこのたこ足!新鮮だよ!!

私「めっちゃ生ですね???(ゆでダコではないな?)」

魚屋のおっちゃん「これ新鮮!メスのたこだからプリップリだよ?!

私「ゆでダコがいいんですが?(NOが言える大阪人)」

魚屋のおっちゃん「お湯で茹でたらゆでダコだよ?下処理に塩でぬめりと汚れ取って、切れ目いれて茹でて、ぴーって皮剥がすだけだよ?わかるよね?(雑な説明)」

私「まあそうなりますよね??(わかりますけど)」


結局そのまま生のタコを持ち帰り、自分でゆでダコにして、山盛りのたこ焼きを作って食べました。

すがすがしい生のタコ足
塩もみ
茹でられるタコ
そして鉄板へ
たこ焼きを焼きます


確かにめちゃくちゃ自分で茹でたタコは美味かったです。

醤油とマヨネーズのヤングB派です

美味しかったんですけどね。
解せぬ。




私も切り身でくれませんか?

さて、私には生のイカを下処理なしで渡してきたりする魚屋のおっちゃんですが、私以外の他のお客さん方には言われた通りで切り身にして提供しているのを見ます。

それを見るたびに「私も切り身でくれませんか????」と声に出していいます。

言うのですが、しかし魚屋のおっちゃんはいいます。


魚屋のおっちゃん「え?簡単だよ?下処理いる?」


ご自身の経験値で、私に同等の経験値を求めるのを辞めない魚屋のおっちゃん。

そんな魚屋のおっちゃんですが、代わりに私が一尾60円で叩き売られる鰯を何尾買うか悩んでいたりすると、「全部買うなら負けとくよ?」などと供述したりするので、憎めない関係を続けています。


全部もらったので
日持ちするように鰯の梅煮にしました


みなさんも荒川区にお越しの際は、是非下処理をしない生のままで海鮮類をお買い上げ下さいね?


そんな魚屋のおっちゃんと私の仁義なき戦いでした。
これが荒川区ワンダーランドリアルでした。

次の話は知る人ぞ知る荒川区のお店です( 。゚Д゚。)


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