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カフェ開業を目指す私が読む本【虹の岬の喫茶店】

大切な友人がこの本を
教えてくれたことをきっかけに
わたしの新たな人生が動き出した
といっても過言ではありません。

小さな岬の先端にある喫茶店に訪れる
心に傷や悩みを抱えた人々に、
店主の悦子はコーヒーと音楽を提供します。

コーヒーと心に染みる音楽、
そしてお店から見える景色や
飾られた絵画によって
訪れる人々が癒され、前を向いていく
というストーリーが描かれています。

この本を読み終えて
真っ先に思ったことは
『こんなカフェをやりたい』でした。
まさに私が思い描く理想のカフェ。

どこが理想かというと
店主である悦子が語りかける
言葉の一つひとつが
冷たい身体に温かい飲み物が染み渡るように
お客の心を癒し、温め、気づかせ
『前向きに』させていたからです。

気に入っているフレーズを、少しご紹介します。

人間って生きているうちに
色々と大切なものを失うけど、
でも、一方では
『アメイジング・グレイス』を
授かっているのよね。
そのことにさえ気づけたら、
あとはなんとかなるものよ。

いろいろあって自分の未来に
夢も希望もないんだったら、
他人の未来を祈ればいいじゃない。
あなたにだって大切な人の
一人や二人いるでしょう。
その人の未来が少しでも良くなりますように
って祈って、そのために行動していれば
人はそこそこ素敵に生きていけるのよ。

(本からの引用です)


こんな言葉を言えるのは
きっとこの上ない苦しみや悲しみを経て
喜びや幸せを感じて
必死に生きてきたからだと感じます。

悦子さんのように
誰かの背中をそっと押せるような
そんな人になりたい
そんな場所を作りたいと感じました。

自分にとって本当に大切な一冊なので
何度も何度も、記事を消しては書きを
繰り返しましたが、上手く表現できず…
ぜひ読んで感じていただきたいです。

今日もお読みいただき、
ありがとうございました。

MISAKI



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