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【終活】エンディングノートのおすすめ5選|選び方のポイントもご紹介

近年、終活というワードをよく耳にするようになりました。その第一歩として活用されるのが、エンディングノートです。
しかしエンディングノートにはさまざまな種類があり、選びきれない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、終活におけるエンディングノートの選び方とおすすめ5選をご紹介します。
自分に合ったエンディングノートを選び、自分自身やまわりの大切な人に向けた「終活」を始めてみてくださいね。


1.エンディングノートとは 
  〜エンディングノートと遺言書のちがい〜

エンディングノートとは文字通り、自分の人生の最期について記したノートです。

自分が亡くなったときや意思疎通がとれなくなったときに備えて準備しておくと、万が一のときも安心です。
エンディングノートに必要な情報を記録しておくことで、死後に対応する家族の不安や負担を軽減することができます。

また、機能的な役割だけがエンディングノートの価値ではありません。
大切な人へのメッセージや自分自身のこれまでの人生の振り返りなど、エンディングノートは人生に寄り添うツールにもなりえます。


〜エンディングノートと遺言書のちがい〜

エンディングノートと遺言書の決定的なちがいは、法的効力があるかないかです。

遺言書は法的効力を持つため死後の財産分与に強制力が働きますが、エンディングノートには法的効力はありません。
そのため、財産分与に関してはエンディングノートにどれだけ希望を書いても100%叶えられる保証はないのです。

しかしながら遺言書には何を書いてもいいというわけではありません。
遺言書に書くことができるのは財産分与をはじめとした「死後」に関することのみで、書ける項目や範囲も厳しく制限されています。

その点エンディングノートは、強制力はないながらも遺産相続を含めたあらゆることについて、希望を書くことができます。

また、死後だけでなく「生きている間」のことについても書くことができるのは、エンディングノートにしかないメリットともいえるでしょう。

2.エンディングノートの選び方のポイント

エンディングノートを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「タイプ別3つのポイント」をご紹介します。

①じっくり書きたいタイプ


時間をかけて、ゆっくりと自分の人生を振り返りながら今後のプランニングをしたい方は、次のポイントに注目してエンディングノートを選んでみましょう。

・ノートが開きやすく、文字が書きやすい
・記入欄が大きく、広々と使える
・フリースペースが多い
・年表がついている

じっくり書きたい方には、書いている最中のストレスを低減できる、使いやすい構造のノートがおすすめです。
さらに年表や自由に使えるフリースペースがついていれば、頭の中の整理も捗ります。


②情報を残したいタイプ


万が一のことが起きたときに備えて、家族宛てに必要な情報を残しておきたい方・自分自身の備忘録として使いたい方は、次のポイントをチェックしてみましょう。

・葬儀や相続の項目が充実している
・遺言書を作成できるキットがついている
・銀行口座や保険、パソコンの暗証番号などの備忘録が保管できる
・資料を保管できる収納ポケットがついている

記入項目が細分化されていたり、機能的に活用できる付録がついていたりすると、必要な情報が読み取りやすく、便利です。



③とにかく手軽に始めたいタイプ

何から始めたらいいか分からず手を付けられない・とにかく手軽に終活を始めたい方は、次のポイントを押さえているエンディングノートを選んでみましょう。

・質問形式になっている
・イラストが多い
・解説やコラムが豊富
・記入方法の説明がある

「終活」に堅苦しいイメージがある方は、楽しく気軽に進められる工夫がされているノートを選べば間違いありません♪


3.エンディングノートのおすすめ5選

エンディングノートの選び方について理解が深まったところで、
さっそく具体的なおすすめ5選をご紹介します。

①さまざまな項目をバランスよく簡潔に網羅したい方へ!
一番わかりやすい エンディングノート(リベラル社)¥1,078

タイトルの通り、一番わかりやすいエンディングノートといえるバランスの良い構成です。
終活の流れに沿って作成されているので、書き漏らしなく、且つ簡潔に書き進めることができます。
預貯金などを書き込める「マル秘カード」と、口座番号・暗証番号などを保護できる「スクラッチシール」付きなので、重要情報も安心して保管できます。


②法的に活用可能な「遺言書」も必要な方へ!

もしものときも絶対に困らない エンディングノート(宝島社)¥1,078

書き方のコツやお金にまつわる話など、ワンポイントアドバイスが全ページに掲載されているため、学びながら進めることができます。
自分史・要望・備忘録としてだけでなく、今後のライフプランを立てるページがあるのも魅力です。
法的に有効な「遺言書キット」付きなので、財産分与などの希望を法的効力の上で残しておきたい方にはおすすめの一冊です。




③資料を保管する「収納ポケット付き」を探している方へ!

「もしも」の前に作っておきたい エンディングノート(ブティック社)¥990

金融情報や連絡先、医療や介護、葬儀やお墓、保険、配偶者の情報など、基本的な情報をしっかり書き留めておくことができます。
大きな欄で書きやすく、自分史の記録としても使えるノートです。
大切な人への言葉を綴っておけるメッセージカードが付いているのも嬉しいポイントです。
巻末に、エンディングノートに書ききれなかった資料やメモを保管できる収納ポケットが付いています。

④自分史を振り返りながら今後のプランニングをしたい方へ!
自分史年表+エンディングノート 令和版(K&Bパブリッシャーズ)¥1,320

自分史が書けるため、これまでの人生を振り返りたい方にはピッタリなノートです。子どもや孫などに、自分が歩んできた人生を伝えたい場合にも最適な構成になっています。
自分の人生を振り返りながら、これからの夢や生き方、もしものときの備えと意思を書き記す一冊として長年活用できます。
また最新のPUR製本を使い、ノドまで開く、丈夫で書きやすい構造になっています。



⑤とにかく楽しく始めたい終活初心者さんへ!親へのプレゼントにも最適
父よ!母よ!これだけは書き残してくれノート(自分図鑑合同会社)¥990

左ページが親子の会話・右ページが書き込み欄になっているため、終活初心者さんでもわかりやすく、サクサクと進めていくことができます。
終活に重たいイメージを持っていたり、何から手をつけたらいいか迷ったりしている方にはピッタリのノートです。
子ども目線で書かれているので親へのプレゼントにも最適で、堅苦しくなく、終活を楽しみながら進められる一冊です。

4.まとめ

エンディングノートと聞くと、死に向かうものとイメージするかもしれませんが、決してネガティブなものではありません。

自分の人生を振り返り、今後の未来を見据えて準備しておくことで、
もしものときに役立つだけでなく、当たり前にくる毎日を大切にすることができます。

人間は誰しも、いつか終わりがきます。

いつかくる「そのとき」を後悔なく迎えられるよう、
自分に合ったエンディングノートを選び、終活を始めてみてはいかがでしょうか。

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