ロゲイニング開催したい件について
「オリエンティア ADVENT CALENDER 2021」12日目!
まず初めに、今回このような機会をくださいました、田中様ありがとうございました!
まずは、自己紹介申し上げます。
こんにちは。
いらっしゃいませ。
東北大3年経済学部経済学科 菊地美里 と申します。大学の新歓でオリエンテーリングに惹かれ同期2番目の早さで入部を決断しました。
現在のオリエンの実力は、、、、楽しんでオリエンやってますという感じです。(頑張ります。)
さてさてさて。
そんな私が豪華なメンバーの中、いったい何が書けるか。技術はもちろん、ただならぬ面々が連なる中、何が書けるのか。快諾したはいいものの、
うーん。
────
そろそろ本文へ。
是非、長いアドベントカレンダーの箸休めとしてご覧くださいませ。
自分の将来を決めたきっかけ
2016年、高校1年夏 ──────。
アメリカ、オレゴン州ペンドルトン市に私はいました。
高校の交換留学制度の一環で、2週間のホームステイ。
過ぎていく日々は早いものであり、あっという間の最終日。
留学生、ホストファミリーが一堂に集まり、最後のパーティーが開かれました。この最中に事件は起こります。
テーブルに様々な食事が並びました。
わいわいキャッキャと、JK・DKの私たち。
そこに、ホストファミリーの一人がふらっと立ち寄り、サーモンのカルパッチョを指さして一言 ────。
えええ、、、。
これには衝撃でした。
気遣って言ってくれたのは確かでしたが、非常にショックでした。
東日本大震災の影響で、海岸部中心に放射線を浴びてしまった私の地元、福島県沿岸部。 しかし、この論文で分かる通り、2017年には魚から検出される放射能の基準値超過割合はすべて 0%になるまでであったのです。
「もうほとんど大丈夫なのに、、、。」カルチャーショックというか、放射線に対する関心の度合いが全く違うことに私はひどく落胆しました。そして、この時の衝撃を現在まで引きずっています。
しかし自分に不都合が起きない限りその出来事に関しては無関心だということは、しょうがないことなのです。
本当にこればっかりはしょうがないです。自分もそうだし。
そして、この時の出来事をきっかけに、わたしは地元の発信について考えるようになりました。
オリエンテーリングとの出会い
楽しい楽しいオリエンテーリング生活の始まり。
衝撃!
えええっ!?
なんで出店あるの??すごい!
しかも地元の名産品とか売ってる!
いつの大会が初めての出会いだったかはすっかり忘れてしまいましたが、オリエンテーリングの大会に出店が出ていたのです。非常に不思議でたまりませんでした。
なんせオリエンテーリングを始めてからずっと、マイナースポーツで皆が知らない競技としてオリエンテーリングを認識していたからです。
それなのにおいしい食べ物や飲み物の出店があったのです。
「まさか、オリエンテーリングの大会のためにわざわざ用意してくれる地元の方がいるのか!」
そしてどの大会の出店も長蛇の列。
まさに青天の霹靂でした。
私の妄想が始まります。
(オリエンテーリングを全国各地の地方で開けば、、、!
出店には地方の名産が置けるし、地方それぞれの関係人口が勝手に増える!す、、、すごいぞ、、、!
けど、オリエンテーリングって、地図作るの難しそうだし、競技者は山に入ってしまう。何より地元の人も一体になって観戦したりして楽しんでほしい、、、何かいい方法はないか、、うーーーーん。)
そしてロゲイニングに出会う。
2020年に行われた岩大大会前日大会。「雨にもマケズロゲイニング」
これが本当に楽しかった!(楽しかった)
後輩女子と一緒に回った、私にとって初めてのロゲイニングでした。
制限時間内はマップ内どこに行っても、何をしてもいい!
なんて楽しいんだ!
一日中走り回ったその日は、結局23㎞ぐらいずっと走り回ってました。
そして、休憩しながらゆっくり市内を回った人も、優勝目指して最後まで走った人も参加者すべてに共通していたのが「盛岡市を楽しんだ」ということでした。
運動もできる。
賞品もある。
観光を楽しめる。
しかも参加者のコースはある程度運営の力によって操作ができる。
初心者でもなんとかなる。
サイコー過ぎる競技だな!!!
この大会を機に、私は地元の発信方法としてロゲイニングを開くことが目標となりました。
さっそく行動開始!
2021年9月
実際にロゲイニングを開催すべく、動き出したのである。
決戦地は福島県最果ての地、南相馬市小高区────。
<12月12日現在の進捗報告>
協力者を集めました
NA→SAの方の協力を得ることに成功
東北大の先輩・同期を誘い込むことに成功(ありがとうございます。)
まずNA→SAの方に出会えたのが強力でした。
某宇宙開発一団ではありません。
「#ミライを興せゴールデンエイジ」をキャッチフレーズに、南相馬市の起業家を育成するプログラムを運営する団体です。
是非、ホームページもかっこいいので、ぜひ見てみてください!
↓↓↓↓↓
(バックにはYahoo!とソフトバンク、なんて豪華)
さらに!なんといっても東北大学オリエンテーリング部の一部が運営メンバーとして、協力していただけることです。
本当にオリエンテーリング部に入っててよかった!(笑)
ありがとうございます!!!!!!
他にも
開催場所への許可を取る
開催日時が決定しました!
近日公開!
協賛品をいただくために営業してます
福島民報(地元新聞社)の取材交渉しようかな
福島テレビ(地元メディア)に取材してもらおうかな
南相馬チャンネル(地元メディア)に取材してもらいたいね
ロゲイニングの可能性は無限大!
ロゲイニング開催に向けて、人を集めている中で面白い人に出会いました。
玉村さんというとある、男子大学生。
彼が開いたロゲイニングイベントのルールがすごく面白い!
その一例↓
他にも、とあるチェックポイントの説明を地元住民に受けると+50など────
飲食店・お土産屋を意識的に回す意図がとってみられますね。
今まで2回しかロゲイニング参加したことがなかった私にとって、こんなにロゲイニングは自由でいいのか!と衝撃でした。
地元住民の立場としても上記のルールがあるだけで
「どこかから来た不特定多数が街中をうろうろしてる」
から、
「まちを走りながら観光して自分たちの商品を買ってくれる人」
に代わります。
ロゲイニングというマイナースポーツのイメージの向上にもつながります。
地元観光協会や商工会の協力もぐっと得られやすくなりそうですね。
しかも、驚いたことに玉村さんはロゲイニング未経験者!
未経験でありながらしっかりとロゲイニングの特性をとらえた設定をされていて、全く頭が上がりませんでした。
そんな玉村さんにも今回協力いただけることになり、いよいよ面白くなってきました。
ここからどんどん進んでいきそうな予感です
ロゲイニングで何を伝える?
スポーツのなかで運営からのメッセージを一番伝えやすいのがロゲイニングなのではと思っています。
他の競技よりも圧倒的に様々な要素となじみやすいし、盛り込みやすい。
それがロゲイニングなのかなと、ナビゲーションスポーツの世界に入りたてのぺーぺーでありながら感じております。
是非、たまにはオリエンテーリングだけでなくロゲイニングもいかがでしょうか?
また、すでにロゲイニングは何回か参加してるよ!という方は、運営の方の意図なんかも意識的に考えていただきながら、回ってみるとまた新しい発見があるかもしれないですね!
ロゲイニングは無限大!
おしまい
すぺしゃるさんくす(順不同)
・今回、アドベントカレンダー執筆の機械をくださいました、田中様
・写真掲載許可してくれた我が同期、フジサワレン様
・つるロゲイニング競技規則掲載許可してくださった、玉村様
・ロゲイニングイベントを現在進行形で手伝っていただいております、
NA→SAロゲイニングチームの皆様
・私をナビゲーションスポーツの世界へいざなってくれた東北大学オリエンテーリング部の皆様、OBOGの皆様
ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?