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女子から女性への成長痛

20代後半はやたらと自分を振り返ることが多かったんだけど、短いながらも今まで生きてきて一番迷走したなーと思う。
仕事にしても恋愛にしても服装にしても、前はもっと気楽に素直にやれてたのに、なんでこんな見えないものにがんじがらめになってんだろうって。
(雁字搦めって書くのね、知らなかった。)
そう感じながら、ここ数年は色んなことが分からなくなってた。

でも、とある記事を読んで気づいたのだ。
その迷子状態は、ちょうど女の子から女性への過渡期を過ごしている証なんだな、と。
若い女の子ってだけでちやほやされ、どこに行っても自分が一番年下で、なんやかんやで色んなことを許されてきた20代前半。
だったのが、だんだん30歳も近くなって、仕事において求められることが変わってきたり、きゃぴきゃぴしてるだけではうまくやってけないようになった。
服装だって5年前と同じじゃちぐはぐな感じがした。

その変化は、守られてきた女の子から自立した1人の女性として成長するときに起こるものだった。
ずっと女の子として生きていきたい気持ちも正直あるけれど、時の流れに抗ったって仕方がない。
どうせなら、女性としての顔が似合う人になれたらいいなと思う。
(女の子の部分はどこかに残したままでいいと思うし。)

訳のわからないまま成長痛に見舞われた経験から言えるのは、自分自身の変化より、周りからの扱われ方、見られ方が変わったことに順応するほうが難しかったってこと。
だってこんなこと初めてだから。
ギャップを埋めるために、とにかく色んな人と話をした。
仕事においては求められてることを確認したり、年上の女性に経験談を聞いたり、友だちと同じような状況を分かち合ったり。
そうして女性としての自分に適応しながら『こうやって人は年を重ねていくんだろうな』、となんだかしんみりした。

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魅力ある女性になるには、誰かの真似じゃなくて自分の軸が必要だ。
軽やかにステップを踏むにも力強く攻めるにも我慢強く待つにも、必要なのは筋の通った軸。
色んなことを経験して泣いたり笑ったりしながら、自分軸を大切に生きていきたい。

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