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ビーフンが食べたくなる、「詩季織々」
おいっす~!神谷美里です!
映画やドラマ、アニメを観ていて、「うわ~、美味しそう」「食べたい」と思った経験はありませんか?
ジブリの「ラピュタパン」などはその代表ですよね。
今日紹介するのはビーフンが食べたくなる、「詩季織々」というアニメ映画です。
「詩季織々」とは
「君の名は。」など新海誠監督作品で知られるアニメーション制作スタジオのコミックス・ウェーブ・フィルムが手がけ、日本・中国の3人の若手クリエイターが監督を務めたオムニバスアニメ。中国のアニメ業界を牽引するブランド「ハオライナーズ」の代表を務めるリ・ハオリン総監督のもと、中国の暮らしの基本となる「衣食住行」を共通テーマに、大切な思い出を抱えながら大人になった若者たちの過去と現在を紡いでいく。「ストームブレイカーズ 妖魔大戦」など実写作品を手がけてきたイ・シャオシン監督が自身の思い出をノスタルジックにつづった「陽だまりの朝食」、CGチーフとして長年にわたって新海監督作品を支え続けてきた竹内良貴の劇場公開初監督作「小さなファッションショー」、ハオリン監督が「秒速5センチメートル」にオマージュを捧げた「上海恋」の3作品で構成。
「陽だまりの朝食」
ビーフンが食べたくなるのは「陽だまりの朝食」。
ビーフンというと焼きビーフンを想像しがちだが、「陽だまりの朝食」に登場するのは汁ビーフンです。
汁ビーフンってなに?フォーと何が違うの?と思いますよね。
実はビーフンとフォーはその製麺方法に違いがあります。
詳しくは『ビーフンとフォーの違い』で検索してみてください。
さて、詩季織々の「陽だまりの朝食」で描かれるビーフンは、思い出の故郷の味です。
その思い出の味がどう変化していくのか、それと同時に主人公はどう変わっていったのか、というのが描かれています。
思い出の味が時を経てファストフード化されていく。それは便利で手軽でもあり、切ない部分でもあります。
ファストフード化されていくビーフンを食べてみて、昔食べた思い出のビーフンがどれほど美味しく贅沢だったのだろうと身に染みるのです。
思い出の味
日本人でいうと、お味噌汁やおにぎりなどでしょうか。
確かにインスタントのお味噌汁は手軽で美味しく、おにぎりもコンビニのおにぎりは格段においしくなりました。
私がそれを食べて思い出すのは、母のお味噌汁と小腹がすいたときに握ってくれた塩むすびです。
甘い麦みそ、いりことかつおの出汁、わかめやお麩、豆腐のシンプルな具。ホカホカの白米にちょっぴり塩気が効いて、海苔がまかれた大きめのおにぎり。
当たり前のように出てきたその食事が当たり前でないことをは、一人暮らしをして初めて痛感したことです。
汁ビーフンが食べたい
話がそれましたが、この作品を見て真っ先に思ったことは、「ビーフンが食べたい」でした。美味しそうなんです。
アニメーションでありながらその艶や汁感がリアルで、はふはふ言いながら麵をすすることを想像しました。
見終わってすぐビーフンの麵を買いに走り、牛肉と長ネギを細切りにして炒め、なんちゃって汁ビーフンを作って食べたのはいい思い出です。
皆さんには「これが食べたくなる!」という作品はありますか?
ぜひコメントで教えてください!
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