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山川亜希子さんのお話会に参加しました(Zoom)

心待ちにしていた敬愛する山川亜希子さんのお話会に参加しました。

飛行機代とホテル代を捻出して上京して参加していた「けやき美術館」が閉館してしまって残念に思っていたところに、Zoomのお話会が始まって上半身はパッと華やかな色のブラウスに下半身はユニクロのリラコを履いた状態で参加できるからZoomお話会大好き!

ホントにインターネットて有難いわよね。子供の頃に「青少年科学館」で白黒のぼんやりした画像のテレビ電話を体験して感動してから何十年かな。いやあ50年近く経っているのだろうけれどわたしにしたらアッという間よ。部屋の真ん中にある黒電話で家族が耳をそばだてている中で好きな男子からの電話にもぞもぞと答えていた昭和の女の子たち。家族の目を盗んで公衆電話に走った昭和の女の子たち!あ、これどっちもわたしね。あの頃のわたしにインターネットを貸してあげたいわよ。使い方わかんないだろうけどね。

あ、話逸れたわ。そうよ、亜希子さんのお話会よ。

入院→手術→退院でお元気そうになった紘矢さんのお話も聞けて(前半と後半で帽子を替えるお色直しのサービス付き)ああ良かったとホッとしてね。

亜希子さんが最初「ちょっと体調が悪いので」と仰っていたのであれれ?となったのだけれどもお話を聞いて、あれなんだかわたしと同じかも。と思ったのよ。でね、亜希子さんのお話聞いたら元気になっちゃったよ。

わたしね、いま流行している新型コロナ。「全然怖くないのよねえ」と公言していて、発表されている感染状況の資料見たらそこまでの緊迫感持たないのよ。「わたしは熊に襲われる方が怖い」「ツツガムシ病も怖いぜ」「O157も危険だよね」とへっちゃらで楽しく暮らしていたのよ。テレビ観ないし新聞も読まないしだいたい会って「コロナ怖いね」って話す相手もいないんだもん。わたしの暮しはお菓子やスパイスやコーヒーや庭のピッピたんで幸せに完結しているのよ。

ところが久しぶりに美容院に行って(このもわもわ頭は時間のかかる特殊パーマなのよ。お金かかってるのよ!)「コロナが怖くてワクチン接種済み」の美容師さんと5時間くらい過ごしたのよね。家に戻ったら謎の疲れと倦怠感と関節の痛み。冷静に考えれば暑い中美容院に行って100本以上のロットを巻いて無理な姿勢でずっと座っているんだもん。体調崩すよね。なんたって普段は全く緊張しないで暮しているんだからね。散々新型コロナが怖い美容師さんの繰り言を聞いて(関係ないけど今コロナだからって日本語ヘンよね。僕カツ丼ですみたいな感じなんだけど妙に気に障るんですけど)耳から不快なもの入っただけなんだけどね。

ついでに古本を整理したものでホコリとカビでアレルギーも発症しちゃってね。疲れている時にどうして古本の整理をするの?って聞かないでね。間の悪い人っているのよ。わたしよわたし。でね、不安になったのよ。あれもしかして美容師さんがワクチン接種してるからナントカっていうの貰った?って。

そんなときにブログをずっと読んでいて一方的に知り合いのような気持ちになっている方が突然亡くなられたの。でね、益々不安になったの。

肩も痛い、耳が痛い、目の奥が痛くて視力が落ちている。ああこれ全部アレルギーとパソコンを見つめすぎなんだけどね。でも不安になっちゃったのよ。

わたしは「コロナ怖い」と言っているみなさんを「フン弱虫め」と思っていました。ごめんね。

で、「死ぬのは怖くない。先に行った恋人にもお父さんにも再会できるもん」と公言していたのにあれ、やっぱりわたし死ぬの怖いんだなあ。と気づいちゃった。ホラ吹きでした。ごめんね。

だってね、初めてのデートだって初めての出産だって初めての離婚調停だってすっごーく緊張したもんね。終わると「なんだたいしたことない」って思えたけどね。

まだ死んだことないんだもん。怖くて当然よね。仕方ないよね。

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