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終業式で泣く

先日、息子の通う幼稚園の始業式でした(年中さんになりました!)。

1学年1クラスの公立幼稚園。ほとんど周りの子たちは変わらないなか、保育室や担任の先生が変わり、息子も最初は手を離した私の方をみて、口パクで、

「水筒の置き場所わからん」
と伝え、少々不安な顔。

「先生に聞き!」
とジェスチャー混じりで返し、そのまま保護者会(という名の役員決めの集まり)に向かった私。

ふと、数週間前の終業式を思い出した。


初めての幼稚園。泣きまくった息子が、1年たって、入園式を行った場所で、私にメダルを渡してくれた。
手作りの、前には私の顔、後ろには娘(息子にとっては妹)の顔が描かれてラミネート加工されている、
最高の手作りメダル(夫の存在どこいった)。

進級祝いもいただき、
園長先生の言葉、担任の先生の言葉、
と続くなか、

もう、泣いた私。


いや、卒園式ちゃうで。終業式やで。と自分の中でツッコミが止まらない。

私のなかで、終業式って、
サラッと終わるものだった。
来年度も通うのよ。

でもね、親となって、この初めての行事となると、
首にかかったメダルをサワサワと触りながら、

よう成長したなあ…

と、我慢できない涙がボロボロと止まらない。


終業式から帰宅して、
園長先生から受け取ったアルバムを開けると、先生からのメッセージや、成長の記録など、
やっぱりこの1年、いろんな方に助けられ支えられた1年だったんだなあ、とまた涙が出てきて。

夫が、
大丈夫?と若干引いていたけれど、

そのアルバムの表紙に息子が描いたお顔3つも、本人に聞いたら、
「僕と妹とおかあさん!」と即答していたので、
夫も(違う意味で)泣きそうになっていたのを私は見逃さなかったよ。

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