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朝ごはん食べに行ってきたで(1日目)

少し前からポロポロと話題に出してきた、「朝ごはんを食べに行く会」…(そんな名前だったかなぁ?忘れちゃったけど)が、先週火曜日から始まった。

初回は鹿児島空港にある「大空食堂」さん。
ここでは「鶏飯(けいはん)バイキング」なるものが、朝早くから実施されている。開店直後から「鶏飯バイキング」を利用することができ、しかも650円という超特価。
朝6:30から営業という点も見過ごせない。朝ごはんを食べに行くには絶好の営業時間だ。

朝6:25に羽田を発つ、鹿児島空港行きを予約し、準備は万端だった。8:15に鹿児島空港に着き、鶏飯バイキングを楽しみ、10:50発羽田行きに乗り、12:30に羽田に着く。そこから職場まで30分あれば着くだろう。
完璧すぎるプランニングだ。

出発を1週間後に控え、改めて行程を確認していると、重大な問題に直面した。
流行り病による航空機利用者の減少が原因なのか、鹿児島空港内のテナントの一部が営業時間を変更していることに気がついた。
一抹の不安を感じ、詳細を確認すると「大空食堂」もその対象となり、営業時間が10:00からになっていた。
このお知らせ自体数ヶ月前のものだが、このPDFには「当面の間」と記されていた。

全国旅行支援なるものの運用を目前に控えたこの時期、もしかすると営業時間が元に戻るかもと期待していたのだが、当日を迎えた18日はおろか、全国旅行支援の運用が始まった24日現在も営業時間は短縮されたままとなっている。

さて、問題は2つある。
1つは10時の開店を待って、バイキングを楽しんで10:50の飛行機に間に合うのか?保安検査は20分前迄だから実質30分しか猶予はない。

次に、私のお腹はそれまで我慢できるのか?だ。
冷静に考えると6:25発の飛行機に乗るためには保安検査は6:05までに通過する必要がある。
前回自宅から羽田空港の出発ロビーに着くまでの時間を実際に行って確認したところ1時間半はかかるということが判明した。

ということは、4時半には自宅を出る必要があり、普段起きてから自宅を出るまでに2時間かかる私としては朝シャン(って、最近聞かなくなったねぇ)をやめることで時間を短縮するにしても3:30には起きる必要がある。
朝ごはんが起きてから6時間半後ってあり得ないよね。
仕方がないのでトーストは食べていくとして、それでも10時まで持つのかということだ。

(「ちょっとあそこで朝ご飯」が正式名称だった・・・)

さて、初回の日程を翌日に控えた朝。
天気予報を見てみると深夜から明朝にかけて雨予報。

明け方にスクーターで空港まで行くので、初回は晴れていてほしかったのだが、このままでは雨の中を行かねばならないと、憂いでいたのだが、夜寝る前に再確認したときには明け方には止む予報に変わっていたので、安心して眠りについた。
3時半に起きて、スマホで天気を確認すると、小雨だがもうすぐ止みそうな感じであった。
用意を済ませて、念のため雨具を着込んで空港に向かったが、道中はずっと雨だった…
雨のせいか、時間帯のせいか、驚くほどスムーズに羽田空港の駐車場にたどり着き、出発ロビーに着いたのは5時30分ごろだった。

ちょっと早かった。


まだ時間に余裕はあるものの、取り立ててすることもないので、保安検査を受けて制限区域内に入る。6番搭乗口まで歩き搭乗案内を待つ。普段はANAばかり利用するのでラウンジで時間をつぶすから、こういう風に搭乗口付近で時間をつぶすのは久しぶりだった。窓に面したところに結構よさげなマッサージチェアが置いてあって、12分で300円で利用できるそうだ。極楽湯だったらもっと高いから、なんとなくお得感を感じる。

ほどなくして搭乗手続きが始まったので、航空機内に入り、自分の席で離陸を待つ。そこはかとなく利用者は多いが満席という訳でもなさそう。
数時間前にシートチェックしたときもとなりが開いていることを確認していたので、割と安心しきっていた。

隣におじさんが座った。。。

あそこも、あちらも開いているというのになぜだ?

思わず、ツイートしてしまった。

扉が閉まったというCAさんのアナウンスがあった後、おじさんは通路側の席に移動したので、胸をなでおろした。

富士山を眺めたくて、窓際の席にしたのだが、あいにくの天気。
とはいえ、雲から突き出す山頂とかはみれるかもと思い、ずっと外を眺める。結果として富士山を見ることは出来なかったのだが、鹿児島空港に着陸するまでずっと外を眺めていた。(眠ればいいのに…)
問題は比較的早い時間から空腹に襲われていたということだった…

鹿児島空港についてまず最初に帰りの便のアップグレードを行うことにした。往路をアップグレードしようとは思わなかったのに、なぜか急にそんな気分になった。何の問題もなくサラッとアップグレードできたので、帰りはクラスJ で少し眠って、すっきりと出勤できるだろう。

さて問題の朝ごはんだが、大空食堂以外でこの時間に開いている店舗を除いみてみると「朝定食」のみのご案内という店があった。ただ、わざわざここまで来てこれを食べるのか?というメニューだったので、やはり、10時まで待つことにした。
とはいえ、まだ8時半なので何かしら時間をつぶさねばならない。
鹿児島空港にはちょっとした飛行機に関連する施設がある。

ソラステージだ。飛行機好きにはとても興味深い展示があり、じっくりと楽しむことができる。朝早くてほとんど人もいないし。
ただ、問題は説明資料を熟読するほどの元気がなかったことだ。結果、サラーっと眺めてしまったので、あっという間に通り抜ける結果になった。

戦闘機って純粋にかっこいいんだよな…
尾翼
エンジンのファン
エンジンのフロントカウル

フライトシミュレーターで遊んでもよかったのだけど、朝の9時前に一人でフライトシミュレーターを興じるおじさんって絵がシュールすぎてやめてしまった。
展望デッキで霧島連山と飛来する航空機を眺めてから、
天然温泉足湯 「おやっとさぁ」に向かう。

空港で足湯を楽しめるなんて最高すぎんか?
少しぬるめのお湯に足をつけていると、ゆっくりじっくりと温めることができる。足湯の隣には300円でかわいいタオルが買える自販機があるのも、心憎い。一つ購入して、私の温泉タオルコレクションの一つとすることにし、実際には持参した手拭いで足を拭くことにした。

せっかく鹿児島まで来たんだから、何かお土産を買っていこう。
このまま職場に向かうことだし、職場にもお土産を。ということで出発ロビーに戻り、お土産屋さんを物色することにした。

いい時間になったので、大空食堂の前に並ぶ。開店と同時に入店し、「鶏飯バイキング」を注文する。
注文すると、からの茶碗と、からのサラダボールがお盆に乗って届くので自分で鶏飯を作りに行くわけだ。

事前にこの「鶏飯バイキング」についてWebで他の人のレビューをみたところ、「実際には鶏肉はなく、鶏肉でだしをとったスープをかける形」という話だったが、おそらくそれはタイミングが悪かったのだろうということを理解した。大きな寸胴に鶏飯用のスープが入っているのだが、鶏肉は寸胴の底に沈んでいる。それをうまく掬い上げてご飯の上にかければ、立派な鶏飯が出来上がる寸法だ。なので、時間帯によっては鶏肉だけが取りつくされてしまうのかもしれない。

鶏飯。初めて食べたが、甘く煮込まれたシイタケ、錦糸玉子などと紅しょうがなどで味のバランスがうまく保たれており、とても食べやすく、美味しかった。甘すぎると思った場合は紅しょうがやワサビの量を増やしてみるとよい。

具材欲張りすぎて見た目が悪いけど美味しい

食べる時間のことを気にしていたが、鶏飯はざっくりいうと茶漬けのようなものなので、食べる行為自体にそれほど時間はかからないし、お出汁がかかったご飯なので、あっという間に満腹になる。結局2杯いただいて、650円を支払い店を後にした。

店から保安検査場までは1分もかからないので、余裕で保安検査を通過し飛行機に乗り込むと、クラスJの私の席に大量のペットボトルが鎮座していた…座れん…
ちょっと待ってみたものの様子が変わらなかったので、しびれを切らしてちょっと離れたところにいたCAさんを呼ぶ。CAさんが近くに来た頃に、後ろ(飛行機前方)から来た男性が、「すいません、すいません」って・・・隣の席の乗客が自分の籍と私の席に荷物を放置してどこかに行っていたようだ。
CAさんに「どうかなされましたか?」と聞かれたのだけど、なんかタイミング悪いし、「いや・・・私の席がこのように埋まっていて座れなかったので、確認したかったのだけど、今解決しました」って。なんともダサい。
というか、私が座席指定したときは、隣空いてたんだけどなぁ…

始業時間を過ぎていたので、PCを取り出し隣から除かれないように対策をしたうえで、数件処理する。あらかたの連絡事項は済ませたので、後はまた午後ね~と言わんばかりにPCを閉じてカバンにしまうとあと15分ほどで降下を始めるとのアナウンスが…眠る時間無かったなぁ。
富士山が見えるかなと窓の外を眺めるも暗雲立ち込めていたので、残念ながら見ること叶わず・・・

鹿児島上空は晴れていた
静岡あたり

羽田に着陸するためには一旦房総半島まで出るんだなぁとか思いながら、外を眺めていると風の塔が見えたのでパチリ。


千葉上空
風の塔


無事に羽田に着陸し、とっとと空港を後にし、サクッと出社。

いやぁ~楽しい朝ごはんだったわ。


ただいま〜

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