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マスツーからのソロツー

街でたまに見かける、ハーレーの軍団。
子供のころはアレがとてもかっこいいと思ってみていたし、手を振ってみると何人ものライダーがこちらに手を振り返してくれた。

町でたまに見かける、何かやたら背もたれが長いバイクで半キャップをかぶっているバイクの軍団、ハーレーとは違いエンジン音が高いので耳障りだったりする。

おんなじバイクの軍団なのに、音程が変わればこうも印象が変わるのかという気がするが、バイクに興味がない人からすると、どちらもやかましい集団に違いない。

自分がハーレーに乗るようになって初めて知ったのだけれども、ハーレーにはオーナーズクラブがあり、その支部的なものとして各ディーラーを中心としたチャプターというのものがある。5~10台くらいのハーレーの集団は主に個人的な集まりだったりするが、パレードかと思わせるほどの大群は大体このチャプターのツーリング。高速道路などで遭遇すると、結構な距離に渡って一つの車線を占拠しているので、出口への車線変更の際に邪魔になったりして大変。
一応、中の人たちは、周りに迷惑にならないようにいろいろ考えながら運営しているものの、末端の人までは意識が行きわたらず、迷惑をかけてしまっているのも事実。

子供のころは、ただかっこいいと思って眺めていただけだけど、所属してしまうと、周りに気を遣うことしばしば。なかなか大変である。

そんなチャプターのツーリングが先日の日曜日に開催された。行先は沼津港だったが、集合場所が海老名SAだったので、集団で走行している距離はそれほどでもないし、往路に関しては東名高速をほとんど利用していないので、一般の方への迷惑も最小限に抑えられたのではないかなと思う。
ただ、箱根新道でネズミ捕りをしていた神奈川県警からすると、30数台のハーレーが時折、一般の4輪車をはさみながら山道を登ってくるものだから、全然稼ぎにならない。ハーレーはもともと高速走行はあまり得意じゃないし、集団(マス)ツーリングの場合、後ろの方のメンバーのことを考えると、比較的先頭車もゆっくり目で走るため、山道の木陰にこっそり隠れてレーダーでチェックしている警官は、ただただ法定速度弱くらいで走り抜けるバイクを延々と眺めることになったというわけだ。ざまーみろ。

途中、道の駅箱根峠で休憩をはさんだので、ここでしか買えないコーヒー「箱根峠ブレンド」をお土産に買って、そのまま山を下り沼津港へ向かう。

酸味が弱くてとても美味しい


沼津港に近づくにつれ、市街地に入り、交通量が多くなる。
街の人に迷惑はかけたくないのだけれども、隊列が長いのでどうしても迷惑をかけてしまっているだろうと心苦しくなる。

沼津港では事前に駐車場を確保していただいていたので、一般の方の迷惑にならないように駐車することができ一安心。

集団の一部

また、一般のお客さんが来るより少し早い時間に到着し、到着後はてんでバラバラに各自飲食店に行ったりお土産を買いに行ったりするので、比較的安心。
私に至っては、1人で海鮮丼食べて、港をぶらぶらしてただけだし。
(友達おらんみたいやわ)

三食丼、美味すぎ〜

で、皆さんはそのまま沼津ICから帰るルートだったのだけど、
私はここで皆さんとお別れして、先日の続き・・・(あ、先日の模様をまだ書いてなかった・・・)

スタンプラリー in 伊豆の続きだ。
もともと、前回西海岸コースのスタンプを3つ集めた段階で、終わりにする予定だったのだけど、せっかく沼津まで来るんだったら、続き出来るじゃんと相成りました。ちなみに、西海岸コースのチェックポイントは7つあるので、まだ半分も達成できていないし、ゴールポイントがなかなかに西伊豆の端の方(前回走行したルートの方に近い)。
沼津港からゴールポイントまでトータル75kmまぁ、大したことの無い距離だ。アップダウンはきついけど。

行って戻って〜

最終的にはグビ姉ぇこと鳥羽先生お気に入りの伊豆の地酒「池池」のモデルになっている「池」を買いたいと思っているので、これは東伊豆だから、なんなら東海岸コースも走破しようとプランニングしてみると今日中に自宅に帰るのが怪しい時間になりそうだったので、途中でやめるプランになった。

伊豆横断

とりあえず、一番近いポイントの「道の駅 伊豆のへそ」へ向かう。沼津港からは目と鼻の先だ。あっという間に到着し、桜の花を愛でつつ、QRコードをスキャンする。ここでは千明ちゃんが待っていてくれた。

あきちゃん可愛い
私もここにバイク停めたかったな。

ルートの効率を考えると、次は「道の駅 天城越え」。本来なら、修善寺道路を利用すれば早いのだけど、あの道は現金払いなのでバイク乗りだといろいろ手間取るのが嫌で、下道でむかう。
天城越えにある「天城わさびの里」店内にチェックポイントがある。
ここにはあおいちゃんが待っていた。

いぬこ〜


わさび好きな私にはたまらない土産物がいろいろ売っているのだけど、ここは心を鬼にして何も買わずに立ち去る。(これでは主催者側の意図に反しているだろうなぁ)

あまぎ〜ご〜えぇ〜

次、だるま山高原レストハウス。何度か来たことがある。
午前中は快晴だったのだけれど、昼過ぎからあいにくの曇り空で景色はいまいち。

晴れていると富士山が見えます


ここでは、恵那ちゃんがまっていた。

ちくわ〜


ちょうど、うちの家族が好きなお菓子を売っていたので、お土産として購入。お店の人に申請するとクリアファイルがもらえるので、もらっておいた。
お店のおば様が、「あっ!恵那ちゃんのスタンプ押してくれたのね~」って。ご年配の方にまで「恵那ちゃん」といわせてしまうあたり、このコンテンツの強さを思い知った。

次が、西海岸コースのゴール「道の駅 くるら戸田」。「とだ」と読むとばかり思っていたけれど、「へだ」と読むそうだ。
ここには500円で利用できる日帰り温泉があることを現地で知ったので、大きな誘惑となった。が、ここで温泉に入っていると、後は帰るだけになってしまう・・・ここでまっていた、なでしこの写真を撮り、先着3000名のゴール特典のステッカーをもらい、係の人と少し談笑して、立ち去ることに。

ゴール

つぎは、東海岸コース、大室山へむかう。
完全に今来た道を戻るので、少し憂鬱なことがあった。
だるま山から戸田峠をこえた瞬間に雲の中に入ったのだ。とたんに寒くなり前は見づらいし道は狭いしで大変だったので、この道を引き返すのか~とテンションが下がっていた。

ところが・・・
意に反して、先ほどより雲が下がってきており、濃度も上がって5m程度しか視界が確保できない状況になった。山道だから何度もカーブがあるというのに、これはヤバい。まだ15時前だというのに暗いし・・・なかなかきつい道だった。修善寺辺りまで下りてきてようやく天気が回復した。

東海岸コースのチェックポイントである、大室山と伊豆シャボテン公園は目と鼻の先にあるので、バイクは駐車場利用が無料だとわかっていたシャボテン公園を先に回ることにしたのだけど、これが失敗だと後で分かる。

ガラガラだったのに入り口からだいぶ離れたところに停めてしまった
孔雀🦚

シャボテン公園のQRコードは入場ゲートの手前にあるので、入る必要がなかったのはありがたかったのだけれど、同じ道を引き返して大室山に出れなかった・・・絶叫マシンかな?と思うほどの急斜面をくだり、ぐるーっと大回りして、大室山へ。
大室山は年に一度、山の保全を目的として、山焼きが行われる。

丁度この辺りにバイクを停めた


今年は2/13に予定されていたそうだが、積雪や、強風だ何だかんだで、何度も延期となり、3/13日曜の朝から山焼きがあった。そう、まさに数時間前までこの山は焼き討ちにあっていたわけだ。
大室山のチェックポイントは山頂売店にあるので、リフトに乗って山頂まで行く必要がある。

ひとりでリフトに乗るおっさん。シュールすぎるだろう。

りんちゃんとなでしこがめっちゃビックリしたリフト中の記念撮影。
アレと全く同じものがリフト途中にあって、カメラの向こうに撮影スタッフがリモートで見ているらしく、こちらの様子に合わせて話しかけてくる。
知らない間に撮影されたり、固定のアナウンスを流しているものはよく見かけるけれど、あんなふうに常時スタッフが喋りかけるタイプは初めて見た。
そりゃ、あの二人もビックリするよ。

リフトを降りると、撮影した写真を見せてくれて、とりあえず預かっておくから、下山までに買うか考えておいて♪ もし買ってくれるなら1200円ね。
なんて言われ、心に引っ掛かりを残される。

すぐそばの売店の入り口にQRコードがあったのでスキャン。
ここにはなでしこのパネルがあるとスタンプラリーのWebサイトには書いてあるけれど、見かけなかった気がする。売店の中には入らなかったからかも。

せっかくなので、お鉢めぐりをすることに。割とすぐに後悔しました。
山頂とはいえ、山なのでずっと高低差があるんですよね。それほど距離があるわけではないのに、速攻でヘロヘロにwww
一瞬悩んだ、中腹くらいにある浅間神社に行くことを諦めてよかった。行ったら戻ってこれないところだった。(体力的に)

快晴というわけではなかったけれど、遠くまで見渡すことができ、とても気持ちがよかった。息は切れているけれど。

山焼き後なので真っ黒
なかなかのアップダウン
真ん中がリフト乗り場、赤いのが神社

要所要所でマスクを外さないと、呼吸困難で倒れていたんじゃないかと思うほどに、自分の体力がなくなっていることに気付かされた。
山頂側から見て両サイドにお地蔵さんが並んでいる。写真を撮った記憶があるのに、今確認してみると、写真が保存されていない。撮らなかったのかなぁ。

大室山へ到着した時間が遅かったので、お鉢めぐりが終わる頃には最終のリフト時間が近づいていた。リフト乗り場には写真屋さんが待ち構えているはずだ。
って、お店全部閉まってて写真屋さんおらんやん!
悩んで損したわwww
あ、もしかしてリフトで降った先に待ち構えてるのかも……

いませんでした。

ちょっとだけ売店を物色したものの、さっさと立ち去り今日の最終目的地「広井酒店」へ向かう。
大室山外周から少し南?に下ったところ。本当に急な勾配という印象。
こんな所に酒屋があるのかな?と思ったところに突然ありました。
なんとなく、入口が分かりにくい印象を受けたものの、窓際に飾られたゆるキャン△グッズが間違いなくココという印象。

お店の中では先ほどとは絵柄の違う千明ちゃんが待ってくれていました。

あきちゃん可愛い


大垣推しの私としてはありがたい話。店内を物色しておりますと、売り場の半分がゆるキャン△グッズと言っても過言ではない勢い。

これまでにも色々、ゆるキャン△グッズを取り扱った店を見ましたが、ここが一番心くすぐる品揃えだった気がします。浩庵売店もなかなかですけどね。
しかし、あれもこれも欲しくなってしまって大変でした。
一旦心を落ち着かせるためにお酒売り場側に目をやると・・・

ん!
だーっ!!

ステッカーと最近なくて困っていたマウスパッドと当初目的の「池」を購入しました。

すっかり遅くなってしまったので、本来は下道で厚木あたりまで走って東名で帰る予定だったのですが、伊豆スカイラインで熱海までショートカット。
これが結構裏目に出て、途中から真っ暗闇だし、寒いし・・・ハイビームにしてもカーブを曲がるときは先が見えない・・・いやぁ〜怖かった。
山道を夜に走るのは危険がデンジャラスですなぁ。

そんなこんなで、久しぶりに日帰り長距離ツーリングと相成りました。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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