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横浜で赤いルバーブは育つか

遠い昔ベルギーに住んでいた頃食べていた赤いルバーブ。味はさておき、好きだった記憶しかない。ジャムにして食べます。

季節になると横浜の農協直売所でも緑のルバーブが出る。最初見つけた時は「ルバーブ!!」というだけで感激して買い占めていたのだけど、人間とは欲深いものです。毎年八ヶ岳へ行くようになって赤いルバーブを買えるようになるとどうしても赤が良い。緑も赤も味は変わらないというけれど、やっぱり赤ってテンション上がるじゃないですか。赤が良い、絶対。

赤いルバーブで作るジャムの美しくておいしいこと。>レシピこちら

毎年八ヶ岳へ行ってルバーブを買うのを楽しみにしていた。最近では近くのヨーカドーで赤いルバーブが買えるようになった。時代を感じる。


ところで、どうして横浜には赤いルバーブがないのか。横浜じゃ赤いルバーブはできない?

もともとはシベリアの寒い地方が原産とのことで涼しいところじゃないと赤くならない?

それが始まりだった。

調べてもなかなか情報は出てこないし、周囲に聞いてもわからない。

Twitterで知り合った長野のルバーブ生産者さんが、赤いルバーブの種をとって植えても緑になる。赤は赤のルバーブの株分けでしかできない。気候の問題はやったことがないので横浜で赤くなるかどうかは分からないと教えてくれた。

横浜で赤いルバーブやってみてくれないかな。。農家さんや畑をやっている人にほんのり伝えてみたけど、試してくれる人はいない。


数年前から空中菜園を始めたので、自分でやってみるかと思い、八ヶ岳で赤いルバーブの苗を買って植えてみた。

ルバーブは株を育てるのですぐには収穫できない。私自身が甘いものを食べなくなくなり、ルバーブジャム熱もすっかり冷めてしまうという状況変化もあり、収穫しないまま年々茎が太くなっていくのだけを眺めていた。

今年5年目。まぁまぁの太さのルバーブを見て、唐突にジャムにしてみようと思い立った。

こちらです。茎の部分で120g。

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赤いよね!

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砂糖とはちみつ、黒胡椒、ライムジュースを入れて、10分煮た。

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おいしいジャムになった!

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おいしくできた。

結論。横浜でも赤いルバーブはできる!

10年来の疑問を自力で解決。なんか嬉しかったので記録した。

おしまい

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