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10月の洋楽リリースラッシュに耳が追いつかない件(Jónsi, Fleet Foxes, Yo La Tengo...)

タイトル通りなんですけど、10月に入ってから追っているアーティストの新譜のリリースラッシュが続いています。普段音楽メディアをぜんぜんチェックしていないので、Spotifyに突然現れるのでビクッとなります…。

Spotifyのレコメンド機能は1週間ぐらいで入れ替わってしまうので、聴き忘れないようにここにリストアップしておこうと思います。海外勢ばかりで文脈も分からないことが多いので、紹介記事へのリンクもなるべく貼ってみました。ではどうぞ!


Jónsi - Shiver

シガー・ロスのヴォーカル、ヨンシーのソロアルバム。名作『Go』から10年も経っていたことに驚きます。軽やかで躍動感のあった前作から、シガー・ロスでの近作の流れを経て、恐竜のような重厚なトーンへと変化しています。

前作には無かった攻撃的な音にびっくりする一曲。

ラストを締めくくるのはこの曲。「Boy」と「Beautiful」を合わせるなんて最高だよね〜と妻に言ったら「宇多田ヒカルがエヴァンゲリオンのときに歌ってたよ」と突っ込まれました…。


Dirty Projectors - Earth Crisis

NYのエクスペリメンタルバンドの、5枚連続リリースの第4弾。アルバムではないけど、Spotifyでこれまでの4枚をまとめて聴ける形にしてくれていたのでさっそく聴いています。

MVもかわいい。最新アルバム『5EPs』は、11月20日 (金) に世界同時リリースとのことです。


Fleet Foxes - Shore

シアトルのインディーフォーク・バンド。「10年以上前にファーストアルバムが予想外の成功を収めて以来、私は常に心配と不安の中で、認めることができないほどの時間を過ごしてきました」と語るフロントマンのロビン・ペックノルド。

こうして生まれた新譜は、新しく音楽を奏でることのできる喜びにあふれているように感じます。

YouTubeでは長編の映像作品でアルバム丸ごとを聴くことができます。BGVにも良さそう。


DeerHoof - Love-Lore

突如リリースされたカバーアルバム。DeerHoofのメジャーアルバムはポップで聴きやすいんだけど、これはかなり攻撃的で、仕事中に音楽を聴く僕にはちょっと向いてないかも。移動中とか、集中して聴けるときにもう一度聴いてみよう。

昔流行ったドラマ「ナイトライダー」のテーマ曲が印象に残ります。


Yo La Tengo - Sleepless Night

奈良美智氏の展覧会用に提供した楽曲が収録されたEP。ボブ・ディランなどのカバーがメインで、相変わらずのウェルメイドな音楽を楽しむことが出来ます。大好きなバンドなので、リリースが嬉しい!

↑こっちのアルバムもぜんぜん聴いてなかったことに気付いたので、仕事中に聴きます。ロックダウン中に制作した曲をBandCampでリリースしたものだそう。


Sufjan Stevens - The Ascension

名作揃いのスフィアン新譜。「個人的な変革の要求であり、僕たちの周りのシステムと一緒にプレイすることの拒否である」というステートメントが表す通り、ハードな仕上がり。まだちょっとしか聴いてないけど、聴くのに体力が要りそう…。

「アメリカのカルチャーが持つ病に対する抗議の歌」。「あなたがアメリカにしたことを僕にしてはいけない。あなたが自分自身に対してすることを僕にはしないでください」と歌っているんだそうです。


Mac DeMarco - Other Here Comes the Cowboy Demos

最近は雑誌『POPEYE』に登場していたのが記憶に新しいマック・デマルコ。昨年のアルバム制作中に撮っていたデモトラック集がリリースされました。

一曲目が好きだなー。シンプルなデモなので、自分でも音楽を作ってみたくなります。


おわりに

というわけで、今回は7枚のアルバム/EPを紹介してみました。海外勢はバンド数も多いからリリースが重なったときは追うのが大変ですね。国内のバンドにもお気に入りがたくさんあるので、また別の記事でまとめられたらと思います。それでは!