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創業97年の和菓子屋。福岡・博多「鈴懸本店」でランチ

博多の和菓子屋さん、鈴懸(すずかけ)の本社で打ち合わせ。社長の中岡さんとは鈴懸がスポンサードしている福岡のクリエイティブメディア「CENTRAL_」のデザインを担当してからのお付き合いです。この日も新しい企画の話ができて、来年に向けての動きが楽しみになってきました。

せっかく六本松から出てきたので、ランチも鈴懸にしようっと。というわけで、中洲の鈴懸本店に来てみました。東京、名古屋にもお店がある鈴懸ですが、喫茶室があるのはここだけ。

お客さんが多くてカウンターしか写真が撮れなかったけど、全国の店舗と同じく空間設計は福岡の二俣公一さん。最近ではAesopの店舗のお仕事などでお馴染みですね。和菓子屋さんとは思えないソリッドな空間です。

そして今日の日替わりランチ!(税込1380円)。意外にも喫茶の食事はパスタやカレーライス、サンドイッチなど洋食系です。鉄板に乗った熱々のナポリタンに、サラダとパン、キャロットスープが付いてきました。パスタがよくある太めの柔らかい麺じゃなくて、アルデンテに近いコシがあって美味しかったな。あと意外にもパンが好みでした。味付けはかなりしっかりしていて、けっこうボリュームがあるけど、タバスコで味変しながら完食。

日替わりランチはデザート付きで、ぜんざいとほうじ茶が出てきました。濃い目のナポリタンのあとにぜんざいは重いかな…と思っていたら、上品な甘さでするっと頂けます。あんことコーヒーの組み合わせが好きなので、つい頼みたくなるけど、すでに1380円払っていることを思い出して我慢我慢(あとで家でドリップしました)。

お腹いっぱいでお会計して、お菓子のコーナーへ。壁には元マリメッコのデザイナー・石本藤雄さんによる紅白の梅が飾られていました。

鈴懸といえば、の鈴乃最中と小さなどら焼き。栗饅頭と一緒に家族のお土産にしました。

社長の中岡さんによると、鈴懸は創業97年で3年後には100周年を迎えるんだそう。これから100年目に向けていくつかの動きもありそうだし、いちファンとして楽しみにしています。