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辻仁成さんのエッセイ「自由業とは何か」を読んで

不安にも様々な種類や程度がある。私の場合、ひどいときは不安に押しつぶされて自分で自分を殺しそうになる。

辻仁成さんのエッセイを読んだ。作家だが、ミュージシャンや映画監督、演出家など幅広く活動しているので、職業は"自由業"だ。自由業という不安定な中での心がけや考え方はどのようなものだろうか。

「不安だけど先行きはある」

先行きを明るくするために、自分にだけは厳しくしているとも書かれていた。(具体的には、毎日小説やエッセイを書いているそう。)

先行きがあることにはずっと前から気が付いてはいた。ただ、受け止め方が違っていた。不安がある今を放棄したい、逃げたい、と真っ先に思い、その後に、でも次の日は来てしまうという事実に打ちひしがれていた。

目の前の不安にとらわれすぎて、先行きがあるという現実?未来?を受け止めていなかったんだね。

不安の大きさと同じくらい、先行きも受け止める。そうすれば、先行きを明るくするために何しよっかなって考えられるはずだから。

参考:特別寄稿「自由業とは何か」辻 仁成


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