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ツクリモノの世界にも、ちゃんとリアルがある。

Aくんとの恋愛が成就しました。

……シナリオの話です。

この間、お世話になっている出版社さんのインタビューにも回答したけれど、モノカキのお仕事をやっていてよかったと思う点は、あるはずのなかった世界が自由に創れること。それを共感してもらえること。

あるはずのなかった世界には、体験するはずのなかった恋愛がある。泣いたりドキドキしたり笑ったり苦しかったり切なかったり、いろいろな感情が芽生える。キャラクターにも命が吹き込まれ、本当にその人と恋愛をしている気持ちになる。

ニセモノ・ツクリモノの世界にも、ちゃんとリアルがある。このリアルな部分というのがキャラクターやストーリーに対する「感情」の部分なんだろうなと思う。

誰かが創ろうと思わなければできなかった世界、人、恋。

味わえなかっただろう感情。

創作の世界って素敵だな、と改めて思いました。