わたしはあなたを黙らせたい
あんまり、感情のままに書いて、そのままを公開するのは気が引けるのだけれど。
いま胸の奥でつかえている、喉を逆流する直前の吐瀉物みたいな違和感を、無かったことにはしたくない。
とりあえず、ここ(自分でモノを自由に書ける場所)が最初で最後のとりでだから、がまんせずに書く。
今日は、とにかく、かなしかった。
なにが、かなしかったかって、自分はまったく信頼されていないんだなと、思い知ってしまったから。
なんとなくそんな気がしていたし、直接「あなたのことは信頼できない」と言われたわけではないけれど。
わたしができることもやりたいことも、やってきたことも、結局は、わたし以外の誰でもできることだったと、あなたは仰る。
「あなたのやっていることは代替可能です」と正面から宣言されたようなものだ。分かる?
すごく、排他的だ。
いままでのこと、無かったことになるのか。
むなしい。
わたしがいることの価値って、なんだ?
第三者に、「しっかり雇用して現地に暮らさせています」という説明責任を果たせるという価値?
スキルだけなら、もっと単価の安い人とか、もっと能力のある人が、ごまんといる。
「あなただから頼りたい」という理由が、信頼以外にあるのだろうか。
結局、何も届いていないんだ。
何も、届けられなかったんだ。
「あなただから頼りたい」と思えるほど、わたしを信頼していないということだ。
「もういっそ、クビにしたらいい」という自暴自棄さと、自分で何も決められないことによる思考停止への徒労感が限界を突破。
まあ、つまり、何が言いたいかっていうと。
今までのボスに恵まれ過ぎていたということ。
縛られるのも信頼されないのも、わたしなりに前向きに解釈しようとしたところで限界があるということ。
そして、わたしはサラリーマンが向いていないということだ。
「あなたが信頼していなかった人は実は信頼に足る人物だった」と、有無を言わせず黙らせたい。
「認めさせてやる」というクソミソ精神と、「そうやって過去の仲間が離れてきたのかもな」という哀れみ、本当に自分のやりたいことに集中したほうがいいという、取捨選択の覚悟が決まった感覚。
黙らせる。圧倒的な結果で。
「うるせえよ。興す覚悟をした時点で承認欲求なんか捨てちまえ」とあなたに向けた言葉はそのまま自分に返ってくる。
あなたの枯渇した他者への信頼関係は、いつか自分の首を絞め、他者の善意は疲弊する。
わたしはそのデスマッチには、不戦敗を申し出たい。
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