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ハンゲキフェスオーディションについて

こんにちは!ハンゲキフェス2023の代表を務めております、赤塚みさきです。

ハンゲキフェス二次審査が本日に迫っているというところで、
今回は音源審査を含めたこのオーディションについて書いていこうと思います。

このオーディションでは84組の応募をいただき、全ての組の音源やMVを見て音源の審査させていただきました。

本当は1組ずつコメントも入れてお返事させていただきたかったのですが、
叶わないのでこちらのnoteを代わりとさせていただきます。

まずは応募して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
勇気を出して応募して頂いた事と思います。
中でも沢山の熱い想いをぶつけて下さった方、全てメンバーと読ませて頂きました。
想いはみんなにも伝わったと思います。1組1組審査させていただく毎に、ハンゲキフェスをより良いイベントにしたいと強く思いました。

またこのnoteでは審査基準についても書いていこうと思っています。
このnoteが誰かの参考になりますように。

審査は3日間かけて、15人と行いました

審査基準

今回、音源審査で特に重視して見たのは以下4つの項目です

・熱意
・ライブを見たくなるか
・フェスに似合うか
・SNSでの活動

でした。

熱意

この項目は、ハンゲキフェスの趣旨を理解して、このイベントを好きになってくれる人と一緒に作りたいと思ったため入れていました。

ハンゲキフェスのコンセプトに触れていただいていたり、
今までの活動経験を書いていただいていたり、
長文を書いていただいていた方が多くとても嬉しかったです。

逆に無記入だったり一言だけだったバンドは、
ここで点差が開いたように思います。

ライブを見たくなるか


この項目は、音源を聞く中で「このバンドは二次審査でライブも見たい!」と思えるかどうかを点数にしていました。

今回はYouTubeの動画を含めると数曲出していただくことができたので、それぞれ違う曲調のものを出していただいたバンドは高い得点がついたのかなと思います。

逆にバラードのみや似ている曲調だと、二次審査の十数分あるライブで強く見たいとはならなかったのかなといった印象でした。

フェスに似合うか


この項目は、当日の会場である野外音楽堂に似合うバンドかどうかを個人の基準で審査していました。
応募していただいたバンドの多くはライブハウスで活動している中で、野外の開けた場所で青空の元演奏している風景が見えるかといったところで得点をつけていました。

SNSでの活動(バンド垢のみ)

この項目も高い割合で審査をしていました。
これを入れた理由は、もしハンゲキフェスへの出演をしていただけることになったとき、SNSでも一緒に盛り上がっていただきたいなと思っていたためです。
普段からSNSを動かしているバンドは、フェスの出演が決まった時も集客や告知に力を入れていただけるのではと思い審査項目に入れていました。

今回の音源審査では、この4つの項目だけで5割を超える点数配分になっており、ここを抑えることができていたバンドは得点も高くなっていました。
ほかにも様々な項目がありましたが、これ以外は5点満点などといった細々としたものでした。

音源審査まとめ

初めて審査をさせていただいたのですが、多くの魅力的なバンドを知ることができてすごく楽しかったです。
それぞれのバンドに色があって、もっと好きになったバンドもたくさんいました。

今回挑戦してくださった皆様には、改めて感謝を申し上げます。
素敵な音源やMVを送ってくださり、本当にありがとうございました。

また、今回落ちてしまったバンドもどうか気を落とさないでほしいです。
今回の審査は接戦で私もどうなるか予想がつきませんでした。
インディーズに詳しいメンバーは何人かいましたが、それ以上に全然知らないメンバーもいたので、今回審査に通ったのは「最低点数が高いバンド」だったように思います。

今回私が体感したことは「誰かのかっこいい」「誰かのかっこよくない」にもなり得るということです。
私が80点をつけても、30点をつける人もいるし、逆もあり得ます。

オーディションに応募してくださった皆様は、自分の信じる「かっこいい」を追求したバンドだと思います。
ハンゲキフェスに限らず、オーディションに落ちてしまったとしても自分の信じたカッコよさは否定しないでくださいね。
そもそも音楽は点数なんかで表すものではないですから。

皆様の熱い気持ちや音楽に救われた人が何人もいます。
磨くべきは「独自性」「他とは違う圧倒的な強み」だと思っています。

今の時代、万人受けする音楽を作っても誰にも刺さらなくなってきていると思います。
「○○っぽいね」と言われる音楽ではなく「○○にしか作れない世界観だ」と言われるバンドが影響力を持つんじゃないかなと。

もちろんメンバーが審査を行う際にそういったことを考えていたわけではありません。

自然と、世界観を持っているバンドが選ばれました。
「人が惹きつけられる音楽」これを言語化したものが「そのバンドにしか作れない世界観があるバンド」で、「1回聞いただけでサビを覚えられる」ようなキラーフレーズがあるバンドは、2回目も聞きたいとなります。

イベンターとしてそういったことはずっと考えていたのですが、今回あまりインディーズに詳しくないメンバーもいる中で出たこの結果は、これからの参考にしても良いのかなと思いました。

2次審査

1月29日(日)にESPエンタテインメント大阪校のCLUB Gardenというライブハウスをお借りしてライブ審査を行います。

沢山の音源とMVを見て、その中で得点がトップクラスに高い9組を選出させていただきました。

2次審査では私たちメンバーは得点に関わらないので、
完全にお客様の投票と審査員の得点で出場組が決定します。

この審査は本当にどこが出場してもおかしくないと思っています。
私としては全組野音で見たいくらい、好きなバンドです。

皆さんの持てる全てを出し切って臨んでいただきたいなと思っています。

そしてハンゲキフェスへの出場が決まった3組のアーティストとは、当日も素晴らしいフェスにできるよう一緒に全力を尽くすことが出来たらと思っています。

この記事を見て興味を持ってくださった方は、もしよければクラウドファンディングにも力を入れているので見ていただけると嬉しいです。
クラウドファンディングサイト

3月25日まで、運営メンバー一同全力で取り組みたいと思っています。
また、バンドマンの方も学生であれば運営に関わっていただけるので、フェスの裏側が知りたい方、ゲストアーティストを間近で見たい方は是非ご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!



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