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私の癖を深く考える。

私の癖は「深く考える」ことだ。

幼少期から人よりも考えることが多かったように思う。
良い意味でも、悪い意味でも。

今日は そんな「深く考える」ことについて
深く考えてみようと思う。

「深く考える」という言葉から
立ち止まったり椅子に腰掛けたりして
じっくりと考える姿を思い浮かべる人も多いだろう。

しかし、私の「深く考える」時間は
ほんの数秒、数分程度の場合が多い。

それこそ、最近流行った
「スイカゲーム」のように。

小さな考えから一気に大きな考えへ
連鎖して大きくなっていく。


ところで
「深く考える癖」とは
良い癖なのか、悪い癖なのか

深く考えることは
自分自身の行動を改善したり、
他者の行動から何かを得る、学ぶ時に
非常に役に立つ。

どんなに有名な名言や格言も
聞くだけでは音の羅列と大差ない。

考え、理解することで初めて
その旨みを味わうことができる。

私は深く考える癖があったおかげで
人よりも少し早く自分の軸を立てることができた。

常に原点を振り返り、
自分で決めた軸に恥なく生きたいという考え方のもとで
それなりには納得できる人生を歩めていると思う。
(今のところは)

しかし、この深く考える癖は
しばしば私が精神的に追い込まれる原因にもなった。

私は非常にネガティブな人間だ。
過去の失敗や苦い経験は
いつまでもいつまでも私の脳にこびりついている。

逆にポジティブな記憶は
すぐに消えてしまうことが多い。

おそらくそれは「深く考える癖」が原因だろう。

楽しかったこと・嬉しかったことを深掘りしたり、
長い期間覚えておいたりするのは難しい。
「〇〇できて楽しかったな。今度は××に行きたいな」
で、考えが終わってしまう。
そして、すぐに忘れる。

一方、失敗したこと、悲しかったことを深掘り、記憶するのは容易い。
「原因」、「本来どうすれば良かったのか」、「対策」を
その場で一気に考えるだけでなく

SNSや動画サイトを見ていても
「あるある動画」というコンテンツから
過去の嫌な記憶が定期的に戻ってくることもある
(それでも面白いから見てしまうのだけれど)

コメント欄を見ていると
「こういう人は大体〇〇で、××だから〜」
「なんかこういう人って自分のこと〇〇って思ってそうで〜」

心臓が痛くなる。
でも面白いから見てしまう。

話を戻す。
とにかく私はネガティブな記憶を残しやすい。

そして、ストレスや疲労が溜まると
なぜか過去の記憶をつまみ出しては
延々いじくりまわすのが癖なのだ

「あの時どうすれば良かったのかな」
「なんであの時こうしなかったんだろう」
「あの時の自分子どもすぎたな」
…など。

今更どうしようもできないことだとはわかっているのに。
しょうがないから、一通り反省したのちは
同じ過ちを犯さないよう一層気をつけて生きていく。

深く考えることで
私の人生は豊かにもなったし、生きづらくもなった。
これからも私は深く考え続けるだろう。
その時はまた、noteに書きにこようと思う。


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