![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94129717/rectangle_large_type_2_8b671ff8cc2a0e8013a64cfbff989b30.jpeg?width=1200)
祖父の面影
祖父は1910年生まれだった。
明治43年。
大正の時代に少年期を過ごし、青年期に昭和の時代を迎えた。
私の父が生まれたのは1930年。祖父は19歳で父になった事になる。
婚礼写真を見ても確かに若い。
それでも現代の19歳と比べると大人に見える。
そんな祖父は終戦から2年後に他界してしまった。
私が生まれる20年以上前。
もちろん私は祖父と話した事はない。
元から失われていた時間。
祖父との会話。
直接話す事は叶わなかったが、祖父は色々な言葉を残していた。
私との会話のためではない。
時間を超えて残っていく言葉…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?