多拠点居住って楽しいのかなぁ
職場の同僚がとうとう八丈島と都市部の2拠点生活を始める。複数の居住を構えることってなんだろうって考えてみた。
島の出身者で島に関係する仕事をしていると「多拠点居住」(あるいは他拠点)はよく耳にするキーワード。
多拠点で活躍している方と話す機会も頂きます。そしてなんだかみんな誇らしい感じ。正直なんだか羨ましい。それは縛られてないとか自由みたいなのに惹かれるところがあるのかもしれない。
いや、惹かれているのは自由だけじゃない気がする。
きっと複数のコミニティに属していることは、それだけ必要とされているコミニティがあると証明しているからだ。承認欲求で動いているのではなく、このコミニティに携わりたい・貢献したいというところから関わり続けているからその人達が魅力的に感じるんだなぁと。
多拠点居住はそれを分かりやすく表現している。だから重要なのは多拠点生活そのものではない。
貢献しているコミニティが複数あるということ
多拠点居住したいという人もまわりにたくさんいる。でもその気持ちは、なにかに貢献したいというハートフルな想いなのかもしれない。だとしたらすごく素敵な想いだ。
多拠点について考えていたら、離島キッチンで働いている理由とリンクしてることに気づいた。実はそんな貢献したいという人の想いを実現することは、僕が今離島キッチンで働いている理由でもある。
「島のためになにかしたい。」
この言葉はある島出身者の友達の言葉だ。この無条件で貢献したいという想いを形にするにはどうしたらいいかをずっと考えてきた。離島キッチンで働いて2年くらいだけどようやくその答えがでてきた。
結婚している。子供がいる。海外に住んでいる。忙しい。島で自分の仕事を活かす方法がわからない。
人それぞれ置かれている状況は違うけど、想いの強さはあんまり変わらないと思う。
自分の人生のフェーズに合わせて、自分のペースに合わせて貢献したいことを実現できたらとても幸せな世界だと思っている。
まずは目の前の人のそんな想いを形にできるように頑張ろうと思う。
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