私は醜いアヒルではなかった!

他人軸から自分軸に戻ったことで、今まで自分と合わない人とだけつきあっていたと知った。
これに気づくと、人生無駄なことをしてきたなあとがっかりする。
これでは人生がうまくはずがない。
わざわざ好んで自分の足を引っ張る人を選んでいたなんて。
 
しかし、これは避けようがなかった。
生まれた家の人たちと私は生き方や考え方がまったく違っていた。
よって、幼い頃から私にとって人はそんなもんだと思っていた。
家族の中で私は異質で醜いアヒルの子扱いだった。
いつも普通にできず外でも目立ってしまう。 
そんな私を母親はみんなのようにしろと口癖のように言っていた。 
私は普通になろうとがんばったが、がんばるほど目立ってしまい問題を大きくした。
大人になっても普通になれず、本気で悩んでいた。  
それでも、何とか教職に就き、普通に結婚をした。
しかし、その無難な自分の心の中では嵐が吹いていた。
その嵐をスピリチュアルでなんとかしのぎ無難に過ごしてきた。
子育てが海外生活(3カ国13年間)が終わる頃、私は自己実現したいという強い欲求が抑えられなくなっていた。
悩み続けたがついに離婚を決意し、私は47歳(2001年)あたりからスピリチュアルの仕事を始めた。
仕事はとても順調であった。
しかし、2020年の暮れに仕事に区切りをつけ、ほっとした直後、私は病になっていた。
そこから、私の人生はストップした。
それにより私の意識はいっきに外側から内側に向き、やっと自分の人生を生き始めることになった。
生まれてから必死で醜いアヒルから普通のアヒルになるべくがんばってきた。
違うものになろうとしていたのだ。
病により、自分に戻った時、私はアヒルではなく・・・白鳥だった。
いいえ、それどころか私は宇宙人だったと思い出したのだ。 
地球にやってきたライトワーカーであった。
はっきりと思い出したことで私の育ち方の呪いがとけたのである。
 
♥宇宙人ならしかたない
両親や義祖母にとったら、宇宙人の私はとても扱いにくい子どもだったことだろう。
何しろじっと親の心の底を観るような子どももらしくない子どもだったのだ。
よく母親から普通の会話がしたいと言われていたが世間話なんてあほらしくてできない。
それより、私には家族が深刻な問題を抱えているように見えていたので、そんな悠長に他人のことを言ってる場合でないと思っていた。
それでも、両親は日々不満でもまったく気にせず解決することもなくそのまま時を過ごしていた。
 
☆人は自分とはまったく違う人の中で暮らすことはかなりの重圧である。
素のままの自分では愛されないからだ。
 
♥合わない人とは一緒にいられない
同じ日本語で話しても、合わない人と何万回話したとしてもかみ合わない。
これは今まで実践してわかったことだ。
たくさん言葉を尽くして説明してきたが意味のないことであった。
逆に合う人とは多くを語らなくてもすぐにわかりあえる。
話す言語が違っても理解し合えることも体験済みだ。
自分と合わない人とは互いに理解できない。
これは不幸なことである。
理解してもらおうとするとエネルギーをたくさん使い疲弊し枯渇してしまうだけだ。
結果、病になってしまう。
私は心の底から後悔をしたが、これも決められた人生のシナリオだったのかもしれない。
 
☆今では、自分と考え方や生き方の違う人には近づかず、戦わず、平和に暮らすための学びであったと納得している。
 
♥次に進むためには自分であり続けること
ここ数年仕事をしないで休んでいた私はやっと先のめどがついてきた。
次に進むために絶対に気をつけなければならないことはどんな人に対しても自分軸であり続けることだ。
自分らしくいれば合わない人は離れていく。
決して外の世界に合わせて優しい人、物わかりのいい人を演じないことにする。
 
☆嫌われてもいいから・・・本音を言うことにする。
 
♥相手に合わせて本音を隠す人は要注意だ
ある動画で新進政治家の女性を支援しているローカルな番組の(ジャーナリスト兼)司会の男性の態度にどこかすっきりしないエネルギーを感じた。
彼は彼女のトークで熱烈に応援していると言っているのに、どこか違和感があった。
それがある時、この男性が彼女が参加していない他の動画で、彼女のことをやんわりと批判していたのを観てしまったのだ。
その司会の男性ははっきりものを言う女性が嫌いなのか、せっかく支援している政治家の女性のことを他の番組で批判した。
一見彼女を支援しているように見せていて、違うところで彼女のことを批判する。
彼は応援しているふりをしている?
このことを政治家の女性が知ったら裏切られた気分になるだろう。
彼はこのことに気づいていないかもしれない。
 
☆他人軸の人は一貫性がなく、どうしても相手に合わせて態度を変えて生きているのでこのようなことが起こりやすい。
 
♥やっぱり自分軸がいい
自分軸は自分の本音を大事にするから、相手をわざわざ裏切ったり欺く必要がない。
嫌なら嫌だと言えばいいのだ。
自分軸なら、それはこうした方がいいよと・・・支援している女性に直接伝えたなら信頼関係は深くなっていくだろう。
 
☆人間関係を改善・円滑・成長させていくためには、やはり「自分軸」がいいのだ!
 

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