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【国際結婚】日本での婚姻届の提出

日本では婚姻届の提出日と、結婚式を挙げる日は
だいたい別々だと思うのですが、
夫の国・デンマークでは婚姻届提出日と式を挙げる日は同じだそうで。

でもたしかに、同じ日のほうがのちのち記念日が一日で済むのでシンプル!
(わりと面倒くさがりですね…笑)

ということで、結婚式当日の朝に婚姻届を提出することに。

役所への提出書類

※ 妻が日本人、夫が外国人の場合
① 婚姻届
② 夫の婚姻要件具備証明書(独身証明書)
③ 夫の出生証明書(パスポートがあれば提出が不要なところもあるらしい)
④ 夫のパスポート
⑤ 妻の戸籍謄本
➅ ②~④の書類の翻訳(企業に頼まなくてもOK、手書きでもOK)


結婚式を他県で挙げる、さらに結婚式当日の朝に提出なので
書類に不備があれば、当日受理されない可能性もある…

なので、念には念を入れ、書類がすべて揃い次第、
居住地である沖縄の市役所で確認してもらいました。

確認してもらったところ、2023年5月時点で
デンマークの婚姻要件具備証明書の様式が以前と変わっているとのこと。
変わっていたら受理されないんですか…?

と不安になって尋ねたところ、

たぶん大丈夫だと思いますよ!!」

との回答。「たぶん」ではやはり不安…
実際に提出する区役所にも電話で確認を入れたところ、

たぶん大丈夫だと思います!」

と同じような回答が返ってきました。

結婚式当日の朝に不受理になるととても困るので、
ここは「アポスティーユ」に頼ることにしました。

アポスティーユ(Apostille, Apostilla)とは、
ハーグ条約(領事認証不要条約)加盟国の公的機関等に公文書を提出する
場合、原則として提出先国の大使館等での領事認証を取得することなく、
そのアポスティーユ(という紙を貼りつけたもの)だけで
提出が可能というもの。これがあれば公文書と認められるので心強い。

デンマークに一旦書類を送ってアポスティーユをもらい
またこっちに返送してもらうので、郵送料がかかりましたが
安心に勝るものはない。

アポスティーユをもらって送り返してもらうまで
だいたい1か月ぐらいかかりましたが、
それでももらっておいてよかったと思っています。

役所で指摘された箇所


念には念を入れて4か月ぐらい前から準備してきた婚姻届関連書類。
さらに念には念を入れて、提出日前日にもリハーサルとして
実際に提出する区役所に書類を持って行き、実際に確認してもらいました。

「明日提出予定なんですが、そのあとすぐに式場に行くので
今日前もって見ていただきたいんです…」

と事情をお話しすると、職員さんはとても温かく対応してくださいました。
(温かいご対応、今でも本当に本当に感謝しています…!!)

指摘された箇所は、

① 本籍地変更の住所を記載していない。
② 妻の戸籍謄本の発行日が3か月以上前だった。
③ アポスティーユに翻訳がない。


ということでした。
① 本籍地の変更は特に行う予定がなかったため、
私の本籍地をそのまま書いてこれは解決。

②については、事前に調べて有効期限がないと思っていましたが、
どうやら発行日から3か月以内でないとダメだったらしいです。

ただ、こちらも本籍地や戸籍に何も変更がなかったため、
職員さんが私の本籍地の役所に電話で確認をしてくださり、
この戸籍謄本を使用しても大丈夫と言ってくださいました。

③のアポスティーユの翻訳はうっかり忘れていました!
ただ、手書きでもOKとのことで、すぐに手書きで付け足しました。

当日、無事提出できてほっと一安心。

提出した8月4日は年に6回しかない貴重な天赦日と、大安、一粒万倍日が重なったため、婚姻届提出のカップルがたくさんいました。

私たちは特にその日について知らず、当日あまりの人の多さに
何事かと調べたら、何やらおめでたい日だったようです。

何度も確認してリハーサルも行って、無事に受理されました。
やっぱり準備って大切だな~と心から感じました。


以上、国際結婚の日本での婚姻届の提出についてでした!


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