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2019年の米ドル円の日足チャートから今年の為替の動きを振り返る

下記は現役プロデイトレーダーZERO氏による2019年の米ドル円チャート解説動画です。

2019年は米中貿易摩擦に右往左往された年となりました。

どんな米中の駆け引きや声明で経済が動いたのか?世界の中心通貨米ドルの動きから2019年を振り返ってみましょう。


以下、この動画を読み解くに必要なFX用語を解説します。

フラッシュクラッシュ

為替は各国が発表する経済指標や政治経済の動きと言った「ファンダメンタル」な要因と、トレーダーの心理による「テクニカル」な要因で変動します。

しかし取引量が多くない通貨の場合、ファンダメンタルでもテクニカルでもない、突然急激な変動が発生することがあります。

この突発的な変動をフラッシュクラッシュと言います。

昨今の取引はAIによる自動的な取引が増えており、これの誤作動により意味不明な急変動が起こる率が高まっています。

米ドル/円やユーロ/ドルのようにそもそもの取引量が圧倒的に多い通貨ペアの場合はAI誤作動が起きても全体に与える影響が軽微なのでそれほど大きな問題にならないことが多いです。

しかしニューヨーク市場が終わりかけ、次の東京市場が開くまでの商いが薄くなる時間帯はどの通貨も注意が必要です。


米中貿易戦争

アメリカと中国がそれぞれ相手が悪いと関税の報復合戦を行っていますが、トランプ大統領が中国で作られる鉄に関税をかけたのが始まりです。

アメリカと中国だけの話、で終わればよいのですがGDP1位と2位の貿易戦争なので他の国への影響も避けられません。

現在(2019/11)も米中協議の行方やトランプ大統領の中国貿易に対する発言によって為替も株も変動する状況が続いています。


ルシュシュ株式会社が運営する「はなまるFX」を運営している松沢美沙です。FXに関することを中心に記事公開していきます(≧▽≦) 【サイト ⇒ https://hanamaru-fx.jp/