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心が揺れ動いた瞬間【勝てるデザインワーク15】

今回は、勝てるデザインワーク15の「感情を乗せろ!」のワークを行いました。

方法は、もっとも心が揺れ動いたことを選択し、最適なビジュアル表現方法を選んだ後、その時のことを思い浮かべながら作成するというワークです。

最も心が揺れ動いたこと

最初に最も心が揺れ動いたことについて考えました。私は、真っ先に思い浮かんだものがあったので、もうそれにしよう!と決めました。
それは、小学生の時に見たバレーボールの先輩がスパイクを打つ姿です。
私は元々外で遊ぶのがそれほど好きではなく、マラソン大会は後ろから数えた方が早いほど、運動が苦手な子供でした。そのため、バレーボールという競技も全く知りませんでした。たまたま、いつも学童で一緒に遊んでいた友達が、バレーボールの見学に行くと言ったので、ついていくだけついていこうと軽い気持ちでいきました。
しかし、体育館の扉を開けると今まで見たことのない景色が広がっていました。バレーボールをしている先輩達が私と同じ人間には思えず、何か違うすごい生物なのではないかととても疑いました。私は気付いたら涙を流していて、先輩達のプレーに終始釘付けでした。私は家に帰ってすぐに母に「バレーボール部に入りたい!」と言いました。運動が苦手だった私からそんな言葉が出てくると思っていなかった母は、すごく驚いた顔をしていたのを今でも鮮明に覚えています。

方法


どういう方法で、表現するのが一番いいのかすごく悩みましたが、私は絵の具で表現することにしました。その選択肢を選んだ理由は、絵の具だったら、水や絵具の量で一緒の色でも違って見えるかなと思い、のペーっとするのを回避するために絵具にしました。

完成

床を蹴ってジャンプする姿が、一瞬で、ヒューっとあっという間に行っている様に見えたので、青系の色で、高く上にジャンプする時の風を表現しました。また、下から先輩がスパイクを打つ姿を見ていたら、体育館の電気の色と重なって、黄色い電気の色が一緒に見えていたので、それも書きました。

ワークを通して、、、

ワークを行なってみて、頭の中でイメージしたものを実際に的確にその通りにビジュアルに起こすということがすごく難しいなと思いました。頭の中では鮮明にイメージできているのですが、それをどの方法を使って、どういう手順で行なったらできるのかというのは全くイメージできず、実験の繰り返しでした。でも、実験を行なっていくのは難しかったのですが、楽しく、思いもよらない発見もあって、お!自分の中では中々いい方なのでは、、、?というものに出会った時の達成感等も相まってすごく嬉しかったです。これからは、心が揺れ動いた瞬間にもし立ち会えたら、五感をフルに使って、どういう匂いがしたのか、どういう音が聞こえたのか、どういう味がしたのか、などいるのかな?と思う情報も思う存分に堪能して記憶に焼き付けておきたいなと思いました。そして、それをビジュアル表現に起こしたら私はどんなものを作るのか楽しみだなと思いました。

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