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型に囚われすぎずに

義務教育を経ていると誰もが書の道を通るのではないか
墨汁を入れる際真っ白な半紙にほんの少し飛び散ってしまい書き始めに萎えたり
綺麗に書けたが最後の最後でしくじったり
半紙が気づいたらなくなり友人からもらったり
様々なエピソードが浮かぶであろう

書道自体精神統一になり心が整うので私は好きだ
1,2時間という時間の中1つの作品と向き合う
試行錯誤して完成させた作品はちょっと誇らしい気持ちにさせてくれる

私は小・中・高と書写書道の道を通ってきた
そこでふと感じたことを書いていく

小学校はお手本通りに書くことが重視されていたと思う
とめはねはらいをお手本のように、お手本をコピーするように書いていた
毎年冬休み明けは席書会があり、最も上手く書かれたものには金や銀の紙が添えられていた

中学を経て高校に上がると、お手本を真似することもそうだが自分らしく表現することも重視するようになったと思う
お手本ばかりに囚われずに伸び伸びと書こう、思いっきりやってみよう
そんな雰囲気が授業内にあった

”お手本や型を重視”ではなく”お手本に囚われすぎず伸び伸びやる”というのは、
日々過ごしていく上で大事な要素だと書道を通じて感じた

高校を卒業し一切書道に触れていないが、たまには筆を執ってゆっくり書にふけるのもいいかもしれない                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

高校時代に書いた自信作たちを添付して文を締める

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