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2023年5月1日 会見での発言原案と資料

 まず、トランスセクシャル・性同一性障害・性別不合などと称される我々は、制御できず、理由すら全く分からない、自身の性別・肉体に違和感を持ち、性別以上に肉体に嫌悪を催すような精神疾患とされていた現象である症状を抱えている。
 現在、世間で「トランス女性・男性」と考えられているのが我々である。
 今のところ治療は不可能とされているが、わたしは一連の騒動に嫌気がさし専門家のアドバイスの元、苦痛をこらえつつ治療中である、あとは減薬・断薬のみで成功は見えてきている。

 対してトランスジェンダーとは「性自認」なるものを根拠に能動的に「成る」ものである。
 そして「止める」ということも出来るのである。
 現在「トランス女性・男性」と呼ばれているのはこういった当事者である。
 それゆえ、性自認による差別が許されない世の中になった暁には「銭湯に行くときだけトランスジェンダーになる」というような不埒な男は出てくるであろう、既にそう公言している者が多数確認できる。
 また、女装界の掟を破りより女性っぽくなるために、また女性化した自分を見せびらかし快楽を得ようとするために個人輸入した女性ホルモン剤を巧みに利用したり、診断基準の甘いジェンダークリニックで性別不合の診断を受けたりし、女性ホルモンの注射を行う者もいる、彼らもまた性別不合を騙る不埒な男である。

 LGBT活動家の松岡宗嗣氏は性自認について「"自称"さえすれば、男女分けされた施設を利用できるわけでもない」「すでに自治体の条例や教科書、辞典などでも使われている」などと述べているが、その実態を示したことはない、無責任である。
 そのような曖昧なものを偏重し、それによる差別を違法・またはそれに近い扱いとしてしまった場合、女性用スペースに多数の男が殺到することは想像に難くない。
 なぜなら差別者として糾弾されることを恐れて施設管理者等の責任者が大事にしないと考えられるからだ、戦中に反戦思想を持ったものが非国民と呼ばれて迫害されていたのと何ら変わらないことが起こるだろう、「性別で区切られた空間」というものが全く意味をなさなくなってしまうのだ、一体何のために「性別で区切られた空間」というものが存在するのか今一度お考え頂きたい。

 わたしのような考えを持った性同一性障害者・女性・少数の男性を「トランスヘイター」と揶揄し脅す活動家たちは多数いるが、彼らは明らかにトランスのケアを女性に押し付けている、それは彼らのトランスフォビア(トランス嫌悪)を反差別というお題目で隠して男社会から追放するためである。
セクシャルマイノリティの理解に関する調査研究から、男性にはトランスフォビアが多いことが確かで、統計にも表れている。
 また、男性には女装者・トランスを「男の娘」などと呼び倒錯的な性行動を行う傾向や、職場にいるトランスに対し酷いセクハラを行うこともある、実際「Libe」という女装者・トランス女性によるデリバリーヘルスが全国展開している、在籍者から話を聞いたことがあるが酷い扱いを受けるそうである。
 PRIDE指標を何年も続けて取得しているという某大企業では、在職中にトランスを行った社員に対し、カミングアウトの強要・その後数週間での退職強要・引継ぎが出来ないという理由での無償労働強要をした挙句、渡した離職票には自己都合退職との記述があったとの証言がある、なお強要を行った人物は現在同企業で執行役員を務めているという。
 Pixivで行われたトランス女性に対するセクハラは大きく報道されたが、理由が「男だから良いと思った」だ、我々やトランス女性は奴らにとってモノなのである(資料参照)。
 ここまでの話でこれらの者達が尋常な神経を以て行動しているかどうかも考えて頂きたい。

 我々が困るのは活動家たちが言うように女性スペースが使えないことなどではない、就職や賃貸住宅への入居など生死に関わる問題であり、この問題を引き起こしているのはやはりトランスフォビアを持った男性である、本当の「トランスヘイター」は男性なのだ。
 私自身、求職時などに差別的対応を受けてきたし交際していた男から金銭搾取、侮辱、性暴力などを受けてきており現在裁判を行っている、男性によるトランス差別は女性差別・蔑視と何ら変わらない男の恥ずべき問題なのだ、それを心に刻んで頂きたい。
 何が男らしさだ、男性社会の恐ろしさだ、男の性欲や欲求不満や同調圧力の窮屈さを男性ジェンダーからズレた者にぶつけまくって憂さ晴らししているだけではないか。
 強者男性は女性・トランスと弱者男性に、弱者男性は女性とトランスに暴力的な不満のぶつけ方をして平然として「男性差別だ」などと宣っているのだ!
 いい加減鍵は男が握っているということに気付け!
 この問題を解決したいのなら男が変われ!!

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