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改めて今。『アルスラーン戦記』を語る。その7〜ギーヴが”熱唱”するカイ・ホスロー武勲詩鈔


荒涼たるマザンダラーンの野に
カイ・ホスローの王旗ひるがえれば
邪悪なる蛇王(ザッハーク)の軍勢は逃げまどいぬ

春雷におびえたる羊の群のごとくに
鉄をも両断せる宝剣ルクナバードは
太陽のかけらを鍛えたるなり

愛馬ラクシュナには見えざる翼あり
世界の覇王(ジャハーン・ギール)にふさわしき名馬ならん

天空に太陽はふたつなく
地上に国王(シャーオ)はただひとり!

たぐいなき勇者カイ・ホスロー
剣もて彼の天命を継ぐ者は誰ぞ

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アルスラーン戦記の特に第1部ででてくる、代表的な詩鈔・・それがこの「カイ・ホスロー部勲詩鈔」です。

パルスの王って一体何なのさ??について思いを馳せたり、考えたりする際この詩(うた)が、効果的に使われていますよね。

ギーヴが時として読み謳うのですが、荒川版アニメのDVD化特典でしょうか、とってもユニークな「カイ・ホスロー武勲詩鈔」の歌表現動画を見つけちゃいました(笑。

それがこれ。

公式のチャンネルで公開されているので、堂々と見られていいもんですな〜

ちなみにこのアニメのタイトルは「ワールドツアー320inエクバターナ」だそうです(笑。
ギーヴ、ワールドツアー回ってそう〜🎵

とはいえ、聞き応えがありますね(笑。
結構普通に曲がいい。
ギーヴ役のKENNさん、、めちゃ熱唱してて良きw

今風にしたら、こういうこと・・・だよね。

最後のタハミーネ王妃の一言がw。

2部においてはカイ・ホスロー部勲詩鈔よりも、「解放王頌歌」の方が染み渡るかな〜。
最終16巻の最後に収められているうたですが、もう・・泣けてくる(T-T)

アルスラーン、4年の御代って短すぎるよ。

でもこんなに一瞬の治世だからこそ「思い起こして」しまうのですね。
 
「儚いけど、永遠。かつ無限」なのがアルスラーン解放王と16翼将の物語なのだな〜。





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