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お仕事は自分で楽にする(新卒編)

IT顧問やDXアドバイジングをしているみりです。だいぶ久しぶりのnoteの更新になりますが、今日は自分が自分の仕事を楽にするためにどんな工夫をしてきたか、みたいなことを実体験もとにつらつらと綴ってみます。


社会人歴十数年の私にも、新卒の時代がありました。初めて会社に所属して、右も左もわからなかった私が意識していたことを書いてみます。

とりあえず真似る

最初は自分に合った働き方を作る時期です。一点集中型、マルチタスク型、本当に十人十色の働き方があり、最初は自分にどれがあっているのかわからないと思います。初期の心構えとして自分の働き方を探す時期だと割り切って、まずは周りの人のこれいいな、と思ったところをどんどん真似ていきましょう。近くにロールモデルにできそうな先輩がいるなら、その人にどんどん話を聞いてみるのもいいと思います。

環境を整える

いざ会社で働くとなると、諸先輩方からあれをやれこれをやれとタスクがどんどん降ってきます。最初は言われたことをただただこなすことでいっぱいいっぱいになる可能性が高いです。抱え込みすぎてパニックになることもあるかもしれません。そんな状況をそのままにしていると、タスクに振り回される日々に疲弊してしまう可能性があります。
ではなにをどうすればいいのかというと、まずはタスクを受けるとき。

上長:じゃあ、まずはこの資料を見てパソコンのセットアップをしてください

さて、こう言われたら、はいといって資料に向かいそうですよね。まずは自分でやってみようと思うと思います。その時行き詰まったりしたときに、上長に聞きに行くのは大変ですよね。そこで、よりスムーズな環境を作っておくひと手間です。

上長:じゃあ、まずはこの資料を見てパソコンのセットアップをしてください
自分:困ったときは誰に聞けばいいですか?
上長:そうしたら、Aさんに聞いてね。

事前に質問をしていい人を聞いておきましょう。環境によってはOJTがついていたりするかもしれませんね。まずは自分が円滑に動けるベースを作るのが第一歩です。

質問は適当に

この文脈で「てきとう」と聞いたときに「テキトー、雑な」のような意味でとらえる人はいないはず。要求などにちょうどよく合うことのほうの意味です。念のため。
閑話休題、お仕事をこなすうえでわからないことが発生した、困った。そんなとき、前述のように誰かに質問を状況が発生します。このとき、何の準備をしないでその人に聞きに行くのは非効率になりがちです。誰かに何かを質問をするとき気を付けていたことは次の通りです。

  1. 自分が何がわかっていないのかを把握する

  2. 最終的にたどり着きたい状態を把握する

  3. まずは自分で調べてみる(社内Wiki、インターネット、社内SNSなど)

自分が何がわかっていないのかを把握する

いきなり、何もわからないんですという状態で質問をされても、質問をされた側も困ってしまいます。なので、最初に自分が何に詰まっているのかをきちんと把握しましょう。このとき、本当に自分が何がわからないかわかっていない場合、それは早々に相談をしましょう。自分のやるべきことがわかっていない可能性が高いです。何にもわからないので一から教えてくださいと、ミーティングの時間をセットするくらいがいいと思います。
何がわかってないのかが整理できるようであれば、まずはあてをつけていけましょう。

最終的にたどり着きたい状態を把握する

次に、そのわからないことを解決したうえで自分がどういう状態になっていたいのかを整理しましょう。これは世間一般でよく言われる質問は結論から、みたいなものに近いです。よりイメージしやすく、何がどういう状態になっていたいのか、というふうに考えるとより分かりやすいと思います。
「パソコンのセットアップを完了させたい」など、言葉に落としましょう。

自分で調べてみる

さて、自分が詰まっていそうなポイントと解決した状態を言葉に落としたところで、インターネットや社内のWikiで、詰まっているポイントを検索してみましょう。自分が詰まるということは過去に誰かが詰まっている可能性があります。そしてその知見が書いてあることがあります。まずは調べてみる、を癖にするとそれで解決する確率が上がります。そして、それでもわからなかった場合に他の人に聞いてみるというのがいいと思います。他の人もお仕事をしているので、良きタイミングをはかりましょう。最近ではチャットツールなども活用されている職場も多いので、オープンな場で聞いてみたりしてもよいかもしれません。そのとき、「最終的にたどり着きたい状態を前提に、こんなことに詰まっているんですが、解決方法はわかりますか?」といった風に事前に準備したものが役に立ちます。

自分の言葉に変換する

お仕事をしているときに、たくさん説明を受けることがあります。仕事の指示であったり、内容の説明であったり、本当に言葉や資料で怒涛の情報が詰め込まれます。そんなときに心がけてほしいのが、翻訳オウム返しです。受けた説明をまずは自分の中でかみ砕いて、自分の言葉にして、こういう認識で合っていますかと認識合わせをする。自分の言葉で説明できれば、他の人に説明できるだけの理解度があると、いったんの判断基準になります。

Aさん「このフォルダに入っているデータを、DBのデータテーブルにいれてくれる?」
自分「このスプレッドシートの内容を、このDBにあるデータという名前のテーブルにInsertする、ということで合っていますか?」

自分の認識があっているのか、ダブルチェックになるのでお仕事がスムーズになるうえ、理解度が深まって自身の経験値があがります。

おわりに

本当は新卒の時期に限らず、自分がやってきたお仕事を楽にする方法を一気に書こうと思ったのですが、新卒の時期に意識していたことだけでなかなかボリューミーだったので別に分けて書いていこうと思います。
仕事をする、ということは生きていくうえで誰しも必ず経験することだと思います。仕事をするとき辛いと感じてしまうと、どんどんストレスになってしまいます。
少しでも自分が仕事をしやすい環境を整えるには、自身の心持を整えるであったり、環境を自分のできる範囲で変えてみるであったり、様々な工夫ができるので、どうしたら楽になるかを考え続けて、どんどん経験値を稼いで、自分に合った働き方を見つけて、より楽しく働ける環境づくりをしていきましょう。

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