救急車乗ってみました

救急車乗る前に知っておくといいこと。


私、この間はじめて患者として救急車に乗りました。
なかなかできない経験だったので次に乗る人のために感じたことを3つ書きますね。

①救急車は揺れる。

救急車は揺れます。ストレッチャーのようなものに横になっていましたが、ガタン、ガタンと上下に揺れます。慣れない人はちょっと気持ち悪くなるかもしれません。私はこれは、寝ている台の取り付けの車の構造的なしくみとか、救急車って信号にとらわれず目的地まで急いで運転するからなのかなあ、なんて思いながら、揺れてました。腹痛があったんですけど、揺れるたび、いてっ、いって、って言ってました。

②救急車に乗ってからが意外と長い

救急車ば乗ってから動かないでじっとしている時間がけっこうあると思っておくと慌てないでいいのかな、と思います。
救急車が来てくれて、乗って、まずホッしますが、勝負はこれからです。
救急隊員の方が受け入れてくれる病院を探して、出発するまでにけっこう時間がかかることがあります。その間はひたすらじっと待つしかありません。
もちろん救急隊員の方は居てくれるし、モニター類、応急処置用具などはあるから全くの不安ではないですけど、動かない救急車の中でじっと待っているのはけっこうもどかしいものです。あと、病院についてからも病院の受け入れ態勢、手続きが整ってから移動になることもあるのかな、重症度にもよると思いますけど、私は今回、腹痛い、と思いながらこれは知っておくといいよな、と思いました。

③救急隊員の方はけっこう気さくで優しい

みなさんは救急隊員の方ってどんなイメージがありますか?
救急現場をかいくぐってバリバリ働く冷静な感じでしょうか?

私は今回救急隊員の方の人柄に少し触れるエピソードがありました。

病院についてからの待ち時間、救急車からおりれず腹痛にたえながら少し救急隊員の人と話したんですよね。
その時の会話を少し書きますね。

私「憩室炎前もやったことあるんですよね。まいったな。」
救急隊員A「僕も憩室持ってるんですよね。こればっかりはつきあっていくしかないですからねー。」
と、Aさんは運転席のほうからちょっと同情したように言ってくれました。
ストレッチャーの横に座っていた救急隊員Bさん。
「僕は十二指腸潰瘍やったことはあります。」
私「そうなんですね。食事とか気をつけてます?」
Ⓑさん
「はい。意外と。僕は。奥さんは肉食系なんですけどね」
私「救急隊員の方ってやっぱ、急な現場でストレスとかたまるんですか?」
Bさん「いえ。意外とオンオフつく職場ですよ。切り替えるようにしてます。」
私「へー。そんな感じなんですね。趣味とかあるんですか?」
Bさん「コーヒー豆をいるのが好きですね」
私「いるって焙煎ですか?なんかすごいですね」
Bさん「香りが好きで。○○のコーヒーもおいしいですよ。なおったら行ってみてくださいね」

などなどと痛みに耐えながら話で気を紛らしてもらっているうちに病院に入ることができたのでした。残念ながら、痛みに耐えながらぼそぼそ必死で話してたので、どこのコーヒー屋さんだったかは、今覚えてません。
残念だな~。

救急隊員のかたはもちろん患者さんとの会話からも必要な情報を収集して病院のスタッフに伝えてくれます。
その目的以外でも、なんだかほっこり雑談ができて一瞬腹痛がやわらいだ私だったのでした。


この3つの救急車経験談が次救急車に乗る人のために
少しでも役に立ちますように。

では~。

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