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【御船印がすごい‼︎】佐渡汽船 《おけさ丸》《ときわ丸》新潟港-佐渡島航路

各社工夫を凝らしたデザインや材質で出している船の御朱印である『御船印』

新潟港-佐渡島航路を就航している佐渡汽船の御船印は、
なんとこしひかり紙という紙を使っています。

こしひかり?お米?味する?
日付けを書いてもらいたてホヤホヤの御船印
佐渡牛乳の自販機を背景に


私はこしひかり紙という文字を見て、真っ先に真っ白なお米を頭に浮かべ、もしかしたら食べられるのかな?とか舐めたらお米の甘みを感じられるのかな?とか思っていました。

白いお米しか知らない私は、勝手に精米した米粒を潰して作ったと思い込んでいたのです。

なんと野暮で無知な思い込み!
白いお米を作る過程の苦労を知らない自分が嫌になる答えをGoogleが教えてくれました。

「こしひかり紙」は、日本一の食を有する魚沼産コシヒカリの稲わらをパルプ紙と混抄することにより、 独特の風合いを有する高級紙として開発されました。 2008洞爺湖サミット・2010日本APEC新潟食糧安全保障会合では、こしひかり紙を使用したノートが提供され、 各国の方々に好評を得た紙です。

出典 一般社団法人  しゃくなげ湖畔開発公社

佐渡汽船のこしひかり紙で出来た御船印のおかげで、ひとつ世の中を知る事が出来ました。

帰りはときわ丸に乗船し御船印GET
船長さんのイラストが描いてある御船印は船内販売限定
佐渡島 両津港に入港したお米のような白が綺麗なおけさ丸


この時、御船印を販売し日付けを書いてくれた方がとても紳士的で印象に残っています。
服装からして、おそらく航海士の方だったのかと思います。

日付けを書くのに「少々お時間かかりますので、そちらの椅子に掛けてお待ち下さい」と丁寧に対応して頂き、日付けを書き終わったら私の座る椅子までわざわざ御船印を持って来てくださったのです。

他にも仕事があるだろうに、
己の趣味に一方的に付き合って頂き、申し訳ない!
と大変恐縮してしまいました。

おかげで、あの日、とても気持ちの良い船旅、島旅が出来ました。ありがとうございます。

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