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ポッシボのパパのnote(1)<忘れん坊のためのポッシボ会議備忘録>

ポッシボのパパです。
明けましておめでとうございます。
今年のテーマは「発信」です。

自己紹介もないまま、突然トライを決めるラグビー選手みたいになりました。
年明けからスポーツ観戦に忙しい、ポッシボのパパです。
待って。その前に、そもそも「ポッシボ」とは誰なのか?
という疑問もあるかと思いますが、
それは、、、トランプの遊び方と同じで、やりながら説明していきましょう。

とはいえさすがに、私の自己紹介を少しだけ。
ゴホンっ!えー。
ポッシボのパパです。
ポッシボ会議の書記長補佐をしています。
特技は、例え話とクールなオヤジギャグです。
息子のポッシボを全面的に信頼していますし、
何も口をはさむことはありません。
陰ながら何かのサポートをしたい、と思ったところ、
書記長補佐として、備忘録を兼ねて、ノートに書き残しておこう、
と思ったのです。息子は、めちゃいい子ですが、
忘れん坊なものでして。。。

いかんいかん。挨拶が長い。
出過ぎたパパですいません。
少し、時計の針を戻します。

みなさんは、
「ホワイトハンドコーラス」を知っていますか?

ベネズエラ発祥の合唱隊。
その日本版が「ホワイトハンドコーラスNIPPON」。
目の見えない子どもたち(声隊)も、耳の聞こえない子どもたち(サイン隊)も、
一緒になって歌うインクルーシブな合唱隊です。

ダイバーシティとか、多様性とか、世間ではいろいろ言われる昨今ですが、
そういうものがリクツぬきに体現されている合唱隊です。
ステージを見てもらえばわかります。

https://youtu.be/V-4ltlEaR24

だから、ホワイトハンドコーラスNIPPONの活動を、
日本じゅう、いや、世界じゅうの人たちに知ってもらいたい!
そんな想いをもって、一冊の絵本が生まれました。

それが、
「ミルとキクとポッシボ」
です。

https://mirukikupossible.jp/

目の見えない男の子、ミル。
耳の聞こえない女の子、キク。
記憶障がいで発達障がいの神様、ポッシボ。

違いを認め合いながらワンチームとなり、
それぞれの個性を伸ばし、成長していく。
笑いあり涙ありのインクルーシブな物語です。

そして、この絵本の面白いところは、
絵本の世界と現実世界との壁さえ、
インクルーシブなところです。

絵本の中で起こったことが、現実でも起きちゃったりする。

逆に、

現実から生まれたアイデアが、絵本の中にも出てきたりする。

たとえば、
絵本の中で生まれた歌を、
ホワイトハンドコーラスNIPPONが、リアルに歌ったりします。

絵本の中で、月に一回、満月の日に開催されることになった「ポッシボ会議」が、
リアルにリモートで行われていたりします。

その会議で出たアイデアが、、、どこかに散りばめられたりしているのです!!!


・・・つい、興奮して立ち上がりましたが、、、座りましょう。。。

ようやく出てきましたね。。。「ポッシボ会議」!!!

そうです。それの書記長補佐をしているのが私、ポッシボのパパです。

さりげなく話しましたが、ポッシボというのは、神様です。

神様は神様でも、記憶障がいで発達障がいの神様。

だから、時々、私がサポートしています。

で、こないだ、2023年の1月7日に、第5回ポッシボ会議が行われました。
もう5回目かよ!って感じですが、、、
ポッシボのパパの短所は、ズボラなところであります。怠け者なのです。
(はじめてnoteというものをさわりました)

ほんとうは、第4回目までのダイジェストも、ここに書くはずでしたが、
前置きが長くなりましたので、次回に書きます(自業自得です)。

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第5回ポッシボ会議 (議事録ダイジェスト)

1:「ミルとキクとポッシボ」絵本の進捗

第二話の絵が完成。ネタバレになるので内容はあまり話せませんが少しだけ。
「にじふらい」の絵にびっくり!
「ポッシボ会議」に参加してる絵に謎多し?
みんなの感想も絶賛の嵐。
にじふらいの絵は、作者曰く、
メンバーの意見やいろんな行動にインスピレーションを受けて描いたとか。。。「にじふらい食べてみたい!」
「アニメーションでも見たい!」
「人生を励まされました!」などなど

2:ホワイトハンドコーラスNIPPONロゴデザインの進捗

これも鋭意制作中なのであまり話せませんが、「ぼくらはみんなうたうたい」
ホワイトハンドコーラスNIPPONのシンボルとなるロゴデザインを制作中です。
メンバーからも大絶賛。
「動きを感じさせたほうがわかりやすいのでは」?などのアイデアも。
今後の制作に活かしていきましょう。
静止画がで使うものと、動画の中で使うものと、分けてもいいのかもしれません。「Tシャツほしい!」
「コンサートのとき看板になってたらいい!」
「パーカーほしい!」などなど

3:座談会:テーマ「ホワイトハンドコーラスとは?」

「もっと、いろんな人に、ホワイトハンドコーラスを知ってもらうために、
広めるために、どうすればいいか?」
これは、今後もしばらく続いていくテーマかもしれません。
アンケートの結果を共有するとともに、みんなの意見を聞いていく。
「ホームページを作り直したい」

ホワイトハンドコーラスとは?のアンケートの言葉、刺さる言葉多い!
「夢はかなう」
「可能性は無限大」
「世界の壁を壊して一つにしていく大きなリボンのような存在」
「親子一緒に成長できる場所」
「子どもの想像力を大きくしてくれる場所」
「成功体験ができる場所」
「多様な子どもたちが集まってキラキラ、生き生きしている宝箱のような存在」
「音楽を通して自分と障がいについて向かい合える場所」
「現在の教育や福祉のお手本にもなり得る愛のチーム」
「楽しみながらさまざまなことにチャレンジする集団」などなど、

愛が溢れる胸いっぱいのコメントばかり。
今後の活動に生かさなければ…です。

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2022年は、沖縄メンバーが加わりました。
年末には、ホワイトハンドコーラス沖縄の公演がありました。
「マスクがぐしょぐしょになるほど感動して泣きました」
という感想をいただいたそうです。
うれしい限りですね。胸がいっぱいになります。

えりか先生は言いました。
(あ。ホワイトハンドコーラスNIPPON代表のえりか先生です)

ホワイトハンドコーラスのコンサートは、
インクルーシブな参加型コンサートだと思います。

ろう者の方から、「コンサートに行ってこんなに楽しい思いをしたことがない!」
という感想をいただいたそうです。

ただ、そういうコンサートだということを、
ろう者にこそ楽しめるコンサートだということを、
事前に伝えるにはどうすればいいか?

それが、今の課題だそうです。


たしかに。。。

私も、コンサートに行って、
「涙というものは、自分から流すものでなくなぜか勝手に込み上げてくるものだ」
ということを体験しました。
なんの知識もない私が、、、泣くはずがない、、、と思ってた私が、、、
なぜかわけもなく涙をこぼしました。
ま、そこにリクツなんてなくていいんでしょーけど。

ただ、なんとも言えないこの気持ちを、どうすれば伝えることができるのか?
いや、「そこになにかあるよ」ということさえ、伝えられたなら。。。


というわけで、、、今年のテーマは「発信」です。

月に一回、満月の日に、ポッシボ会議はつづきます。

「ポッシボのパパのノート」もつづきます。

長々と乱文、失礼しました。お読みいただきありがとうございます。

一流フランス店のまかない飯のような、ノートです。

業務報告でありながら、何とも言えない、いいものがつまっています。


ポッシボ会議書記長補佐:ポッシボのパパ

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ポッシボ図鑑#001
「ポッシボノート」

夢を叶えるポッシボノート。夢を書くとできるようになる。
ただし、努力をやめると文字が消えてしまうから要注意。
表紙はもふもふしていて、尻尾がしおりになっている。

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