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3Dの常識が世論で崩れたさった3つの事

今日は常識が非常識に変わる瞬間という物を書いた。
最初に言っておくが「僕の常識」ではなく
日本の常識だったことが世論で崩れたことを書く。
なお「範囲は3D界隈のみ」とする

3Dはロー・ミドルポリゴンで描画するのが正しいが崩れた

VRの登場によりこれは全くもって崩れた。
PCに限りクオリティコントロールを全くしなくていい時代が来た。
VRChatと呼ばれるアプリがあるのだが皆、一様に万ポリゴン使っている。
これはもはやポリゴンのクオリティを下げることができないということに他ならない。
我々は一度経験した素晴らしい体験を忘れることはできない。
DVDからブルーレイに変わったときどうなっただろうか。
VRはハイポリゴンしか認められなくなりつつあるのだ。

モデリングの時にパースを付けて作らないと変に見える

我々の古のモデラーたちが作り続けてきたモデルという物は
ある程度すべての方向からいい顔が取れる平均的なモデルを作成してきた。

だがしかしある時から一変する。
・平衡投影でモデルを作成すればよい。
・三面図からモデルを作成すればよい。

と、名前が売れている人やバズった人によりこの常識が崩れた。
みな平衡投影でモデルを作成するのだ。
となれば結果は見えるだろう。

我々から見れば正しくないモデルでも
多い方が正しいとされる世の中である。
今や平衡投影で作らないアニメ系モデルは逆に変に見えてくるのである。

シェイプやアニメーションが入っているのが当たり前

これもVRCをやっている人なら感覚がマヒしているだろう。
考えてみてほしい。3Dモデルは以下の工程で作られている。
・モデリング
・スキニング
・テクスチャリング
・リギング
・シェイプ作成
・アニメーション
・ゲームエンジンへエクスポート
・シェーダー

これをすべて一人でやるのか?と問われれば否。
本来はモデリングからシェイプまでである。
それもその業務でさえ複数人の人で分けてやる作業である。

オーバーワークはなはだしい。業界の人から見たらやめてくれ。
ご飯が食べられなくなるとツイートさえ見つけてしまえるレベルである。

当たり前ではなく異常なのだ。

まとめ

いかがだったろうか
このように少数派が行った正しい事でも。間違った知識や間違った知見を携える者が多くなればそれがひとまずの常識となりやがて常識となる。

往々にして正しい知識という物は得難いもので、広めにくいものだ。
だから簡単な方ばかりが広まって世界の常識となる。

悲観しているわけではあるが…
世界がそう動くなら僕はそっちに合わせる。
頑固頭にはなりたくない。

これが正しいと意固地になるのは間違いだ。

だが、ここで書いたことは紛れもなく
元々は正しい知識だったということを忘れないでほしい。

正しい知識は簡単に世論でねじ曲がって正しい知識として認められなくなるそういう話をしたかっただけなのだ。
終わり。

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