メタバースってなーに?
メタバースってなーに?
意味も分からんと思っていたこのメタバースという単語。
蓋を開けてみれば仮想空間の事らしい。なんだVRか。
VRならもう丸3年ぐらいどっぷりつかってきた。
そんな僕に何か語れることはあるだろうか。
まず、結論を言うと。
世間で騒がれているVR会議だのなんだのは一般的な目線で取り繕ったもの
と、とらえた方が無難だろう。
実際はそんなものは二次産物でしかない。
本当の使い方は
・男であれば女の子に。女の子であれば男の子に疑似的になってみる。
・自分の理想に近づける。(ヒーローとか巨乳のお姉さんとか)
・現実で出来ないことをする(魔法を放つとか)
・映像処理
・R18系とか
そんなもの程度だ。
わかり切っているがそこに目を向けない会社が多い。
重要な会議であればビデオ通話で事足りる。
VRという物が非常に面倒なものだということが大きな問題なのだ。
まずはHMDを頭にかぶる。
赤外線センサーを起動する。
アプリを起動する。
アバターのキャリブレーションをする。(体に合わせる行為)
待つ。ロード
ログインしたら集まる世界を選択する。
待つ。ロード
実際に集まってくるまで待つ。
まあ、これなら軽い会議ならビデオ通話でOKなのだ。
これをわざわざ顔を合わせてやらなきゃいけないような事…
というのはたかが知れているのである。
要は暇人ぐらいしか使わないということだ。
さて、では一般人に向けては全くと言っていいほど使い道がない。
ということはわかっていただけただろうか。
だって現実には存在していないのだから。現金主義、物質主義な我々からしてみたら意味のないものでしかなく。ひとたび現実に戻れば虚無である。
しかし、メタバースもとい、仮想現実は一つだけ希望がある。
体験共有だ。
この業界を押し上げるにはこれしかない。
実際に仮想的に出会う訳で。
つまりこのコロナ過の内は非常に安全に人に出会う為の手段となる。
そういった時に役に立つ。
人に会う為のイベントって何があるだろうか。
結婚式?葬式?ライブ?沢山ある。
それらが行われるのだろう。事実結構行われていた。
アルティメット音楽祭や、VR内での結婚式も実際にある。
※1知人のVtuberの葬式にも出た。
※1(Vtuberとしての死(引退に近い表現)ということで魂が死んだ訳ではない)
それぐらいだろうなと思う。
日本では壊滅的に広まらないという事実
ではここで日本における最大のVR・メタバースを認知阻害する三つの事実を突きつけよう。
皆、パソコン持ってない。スマホ。
スマホがあればいいよねで済ませてきたところにやっぱりパワーがないとできないことが出てきたわけだ。スマホに落とし込むには10年20年先の話だろう。
みんな貧乏。若い人お金ない。
事実僕も貯金0どころかマイナスである。わはは。
PCが買えない理由はこれ。若い衆に金をくれ世界。
皆狂って仕事してる。休みない。
貧乏暇なし休みなしとはよく言ったものである。
最後に。
もし日本でめっちゃくちゃメタバースが流行るなら。それは日本社会の崩壊を示すときだと思う。お金がなくて暇もなくて、でも仮想現実に行けばひとたびヒーロー。ヒロイン。かわいい女の子になって朝まで遊ぶ。
まさに皆が描いた希望、レディプレイヤーワンがそれだ。
現実逃避の側面が強く出ないことをただただ祈るばかりだ。
他の人が書き連ねる夢のある記事のように明るいメタバースになってくれと思う。
僕の3年間はこのような経験を得ることができた。これも一つの意見としてとらえてくれると嬉しい。勘違いしないでほしいのだが。僕は明るい方向に進んでくれてくれればそれでいいと思っている。
これは最近の両手を上げてメタバース最高!という記事に対してのアンチテーゼであり、僕本人は明るいVR世界が今後もモリモリ出てきてくれればうれしいなと思っているということを理解していただきたい。
尾張。
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