Photo by karanobu 白息 1 みたらし 2022年3月12日 07:52 冬の風物詩子供の頃はよく見ていた下向きだと見ることができない景色大袈裟な僕は自信満々に友達に話すあの雲は僕の白息で作った大学生冬の帰り道僕から出るその白息は一瞬で空に溶けていく公園のベンチで寒いねと言いながら僕らの会話へ滲み消えていく27歳冬の散歩道ふとマスクを外し夜を歩く空に溶けてく白息に見惚れ立ち止まる体の中のもやもやまで空に溶けていくマスクはその刹那の景色まで覆っていた空へ溶けていく白息と日常の美しさにマスクをしているこの状況が、どうか早くおわりますように。 ダウンロード copy 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート