見出し画像

エリオット波動 3波のとりかた(2)

①1波の見極め方

3波を捉えるために必要なこととして2波を見極めることが必要になるが、1波を見極められると2波終点の位置を特定しやすいため1波も見極めたい。

どのように1波を見極めるか。
前回の波動の最後の押し安値を抜けた波を1波と考える。

5波は3波の高値を更新しないこともある。

そのため必ずしも前回波動の最高値が1波の始点にはならないということに気を付けたい。あくまでも最後の押し安値を抜けた波を1波と考える。

上記のように言語化して波動分析を行い1波を見極める。

アートボード 1

②3波狙いの実際のエントリー方法

実際に3波を狙ったエントリーはどのように考えれば良いか。

⑴重要水平線
より上位の重要な水平線が2波の終点になっているところはそこを起点として3波の始点になることがあるため根拠として用いる。

⑵フィボナッチ
50%~61.8%ほどのしっかりとした戻しを待つ。エントリー後に掘られるため浅い戻しで手を出さない。
ただし、1波の「抜け感」が強く大きな波で1波が前回高安値を抜けた場合は浅い戻しで3波が始まることもある。そのため1波の「抜け感」をしっかり観測する。

⑶下位足
下位足の状態もエントリータイミングを見定めるために有効。
トレンドラインブレイク、プライスアクション、水平線等
反転の形を下位足で見定めトレード足の3波の波に乗せる。

⑷上位足と監視足それぞれのエリオット波動が重なるところを狙う

例えば上位足の日足で3波形成中だった場合4時間足や1時間足で3波目を狙うと良い。

手順としては
1. 上位足の環境認識を行い今何波目なのかを考える
2. 監視足の環境認識を行い何波目を狙うのか決める
3. 1と2の方向性が一致しているところでエントリー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?