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子供のMBTIと学校の過ごし方についての考察

子供が不登校に片足つっこんでいた話が反応が悪くなかったので、子供についての考察を続けてみる。

子供が学校に行き渋り倒していた時期、
そして今も子供の言動を見ながら、
子供の行動を理解すべく、私は定期的にMBTIについてアマチュアな方法で勉強している。

そもそもMBTIは心理学的に分析された脳の機能を用いて、人間の性格をわけたものだ。
そもそもテストではかれるものではないらしい。
実際MBTIに詳しい人曰く、テストの結果とズレが生じることは珍しくなく、
実際的には脳のどういう機能を使って日々ものごとを取り込み、考え、決断を下しているかを見て判断する方が圧倒的に正しい結果が出やすいということらしい。

そもそも、そういった分析自体非常に面白い、と思いはするのだが、
それ以上に私にとってかなり不可解な息子を理解したいと思って、雑多に勉強してみた。

もちろんちゃんと勉強したわけではないし、私自身プロでもなんでもない。
「詳しい」と呼ぶのもおこがましいほど、かじってみているだけだ。
だかそれでも、性格診断やライフコーチを仕事としている人の動画を見漁るのは、なかなかに面白い。
それを経て思ったことは、

息子の行動は彼のMBTIを知ればそれなりに納得がいく


ということである。
詳しくタイプは述べない。
息子個人の話はそこまで重要ではないからである。
重要なのが、同じタイプの人たちのエピソードトークを聞いていると、息子が何故集団行動が嫌いか、何故学校をめんどくさがるか、何故他人との関わりが薄いか、何故それで平気なのか、何故習い事に興味をもたないのか、何故本が好きなのか、その割に好きな友達は徹底して好きで、違う街に住んでいようが帰省のタイミングで「絶対〇〇くんと遊びたい」と言うぐらい好きなのか、
かなり私には理解不能な行動や思考の背景が見えてきて、不可解さが減ることである。

あくまでもエピソードトークに限られた話になってくるが、
彼と同じタイプの人のエピソードには「学校が嫌いだった」話がやたらと多い。
しかも、『いじめられてたから嫌いだった』とか『人とコミュニケーションが下手だから嫌いだった』とか『友達がいなかったから嫌いだった』とか『勉強についていけなかったから、体育がダメだったから、〇〇が下手だったから嫌いだった』とかいう話はほとんどないのに、「学校嫌いだった」話が多いのである。

息子そのものではないか。

息子と同じMBTIタイプの大人たちが自分の経験や思考を共有しているものを読み聞きしていると、
如何に、
「目的をなすためには興味を持って物事はできるが、そうでなければどうでもいい」
「自分は如何に効率的にやるかがかなり重要なタイプだ」
「大体自分はやる前から何かを好きになるかどうかはわかるタイプだから、『やってみないと楽しいかわからない、好きになるかわからないでしょ』ってことが理解できなかった」
そして、人とのエピソード話が少ない。恐らく他人と関係を持つことに興味が薄いのである。その割にどうやら好き!な人は徹底して好きなのである。

何も完遂しない割に興味だけはごまんと湧く私にとっては意味不明のオンパレードである。
そりゃああれこれさせられる学校は嫌だろう。

周りとの人間関係を重要視する私からしたら理解不能である。
そりゃあ、限られた人で満足する彼からしたらいろんな人と関わらさせられる場所はめんどうだろう。

学校に行くのを疑ったことがない私からしたら理解不能である。
(私自身の不登校理由は軽度鬱に近かった)
自分の目的に合ってなければ学校なんて面倒くさくて仕方ないのだろう。

でも行き渋るほどか?と私は思う。
でも、彼にとってはそうなのかもしれない。
そうなのかもしれないし、知らないところに他に理由があるのかも知れない。
私にはわからない。

結局MBTIをかじってみて、何を学んだかというと、
私と全く異なる順に心理機能を使う彼が何故学校に行きたがらないか、
私には想像もつかなくて当たり前なのである。

それでも母である以上、心配する。
彼に何の指導や指摘や導きなく彼を育てるのはおかしいし、かと言って的外れなことばかり言われても彼も苦しいだろう。

ならば、的外れは的外れなりに、
上手な対処の仕方を、と、
またMBTIについて学びながら、
私は今日も頭をこねくり回している。

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