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2022.10.5 フィンランド・トゥルクにて🇫🇮

トロムソからストックホルムに戻るまでの道中については前回のハプニングエピソードで書いているのでそちらも是非ご覧ください😂
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元来た道を戻るのがあまり好きではない私。少しでも安くフィンランドに渡るために渋々…って感じでヘルシンキに戻ったのだけど、それが結果的にとても良い経験になったと思う。
ポズナン、コペンハーゲンときて入ったヘルシンキは「同じような景色だなぁ」と若干退屈に思えてしまっていたけれど、オスロから戻って見たヘルシンキの街並みはまた、なんて可愛いんだろう!と思えて驚いた。それから、オスロに行っていたとヘルシンキの人たちに言うと「うぇっ、 オスロって物価高いでしょう!」って嫌な顔をされるのが面白くて!私に言わせてみれば貴方達が暮らしてるところも十分物価高いですけどね???同じ北欧の中でもそーゆー違いの感覚があるんだなぁと。

ストックホルムからフェリーに乗って🚢

夕方ストックホルムに着いて、元々はその夜に港から出るフェリーでフィンランドへ向かうつもりだった。でもここでまたズッコケ!私が持っているチケットだけで乗れると思っていたら、追加料金を払わなきゃ乗れないんだって!しかも今夜のはとんでもなく高い。落胆していたら窓口のお姉さんが、明日の朝の便なら、と1番安く行ける方法を探して提案してくれた。ありがとう〜😭

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それでもフェリーの追加料金はイタい。謎に動いていない電車の代わりに乗ったバス代も、船中泊しようと思っていた分また今日の宿代も重なるし…。毎日ひもじい思いをして節約をしても、こうして予想外のことが起きると我慢していた何日ぶんものお金がポーンと飛んでいく。この分があったら今日お腹いっぱい食べれたな…とか思うと、もぅ悲しくて悔しくて、ボロボロ涙が溢れてしまった。

そんなことで?って感じだけど、本当につらい。安くて美味しいご飯は山ほどあるアジアの旅は危険もあるし不便かもしれないけれど、自分にとってはそっちの方がよっぽどストレスフリーで幸せだったなぁと、何が心を豊かにさせるかわからんなぁと、痛みを持って感じるのでした。

↓フェリーに乗れなかったおかげでできた友達。ヨーロッパに来てもやっぱりインド人の友達ができまくる私。笑

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港と宿、往復6キロ超の道のりは、節約のため17キロの荷物を背負って歩いた。この日から歩ける距離の感覚がバグって、バックパックを背負っていてもどこでも歩いて行けるようになるという😂

翌朝、お姉さんが手配してくれた便に乗って無事出港。そのフェリーの豪華なこと!!船の中にカフェ、レストランはもちろん、バー、ゲームセンター、ショッピングコーナー、ナイトクラブ、スパまである!!ステージ生演奏で人々が踊っているのを見た時は衝撃でした…本当に船の中?

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夕日の頃にデッキに登ってみると、そこでみた景色があまりにも美しいものだから、また涙が流れてしまいました。いま自分がバルト海を渡っているこの奇跡に、胸がグッと詰まるのを感じて。

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安らぎのトゥルク滞在🍁

11時間の長いようであっという間な船の旅を終えて到着したのは、フィンランド・トゥルクという街。ここではなぜか安宿があまりみつからず、Airbnbというアプリを使ってお部屋を借りたのだけどこれが大大大正解!まずお部屋のオーナーさんが2年前から日本語の勉強をしていて、日本人の友達がずっと欲しかったのだそう!大喜びで連絡をくれて、私もとってもハッピーな気持ちに❣️こういう出会いは本当に元気が出る。

彼にはその後トゥルク滞在中もとてもお世話になりました。彼女とお友達との時間に私も誘ってくれて、4人で公園で音楽を聴いたり川沿いを散歩したり、部屋でお菓子を食べながら将来について話したり。日本で友達と過ごすのと同じように時間を共有できたことが本当に嬉しくて、安心できるひとときだった。

それにしても彼の日本に対する熱意は凄い。日本を訪れるためにもっと勉強してお金を貯めるんだ、というその向上心は圧倒されるほどのもの。彼が来るの、楽しみだなぁ〜

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そしてお部屋もこれまたびっくりの超素敵空間…。生活に必要なものは全て揃っていて、シャンプー、ボディソープがあるだけでもびっくりなのにコンディショナーまで備えてある。おかげで1ヶ月ぶりに髪の毛がサラッサラに!!洗濯機を自由に使えるだけで有難すぎるのに、洗剤まで置いてくれていた…!

そして、毎回荷物を全てバックパックに入れて鍵をかける必要もないこと。飲み掛けの紅茶を置きっぱなしにできること。当たり前のしあわせが久しぶりに今ここにあることに、またまた泣けてきてしまう私なのでした。この数日泣いてばかりだ〜

↓トゥルク城

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