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みり
2019年6月26日 11:44
私は幅広く本を読むタイプでは無いけど、文章を読む行為は好きで本棚はそこそこ大きめのものが部屋を占拠しているけど気に入ったものを繰り返し読むので「読書好きです!」と声を張れるほどでは無い。好きな作家は何人かいるけど、その中でも小川洋子はかなり好きで、全てでは無いけど読んでいる。表題の作品は短編集で、毎編人が死ぬ。弔いの話だからまぁそうなんだけど、その死の描写がまぁ美しい。静謐で品がある