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日記、ド暇

就活は順調だと思う。近々面接がある。以上。

それにしても、今日はめちゃくちゃ暇なのである。

暇。ド暇。もう何をしても暇。面接の準備しても本読んでも漫画読んでも映画見ても音楽聞いても脳が暇暇暇暇暇。暇モードに没入している。自分の筋肉や骨すら暇だと叫んでいるような気がする。
極めつけに、眠くもならない。無職だもんね。疲れてねえんだよバカがよ。

生まれてこの方、「暇だ」と思ったことなんて人生で1回しかない。それが今である。正確にはここ2ヶ月の間。そして、今日がとびきり暇だ。あまりにも暇すぎて頭痛がしてきた。

一度こうなると野山の草花の色彩、質感にすらなんの感動も覚えなくなってくる。普段はめちゃくちゃ自然を愛でるタイプなのに。今日は五感と想像力が全く仕事をしていない。困った。

無職になって早くも2ヶ月が経った。
家事と就職活動以外、目先のやるべきことがない。
就活して、飯作って、洗濯掃除して、本やら漫画やら読んで、映画見て、散歩をしてみたりして、あとは考えごとをしているか、寝ている。

飽きた。この生活にほとほと飽きた。頭を使ったら使ったでオーバーヒートするわりに、私は今全身全霊で無職に飽きている。
ではいったい何をしたら暇じゃなくなるのかと問われると、これはもう「職」しかない。多種多様な考えごとやタスクで頭と体を満たしたい。
ひとりで、あるいは家族と接しながら弄べる考えごとの種類なんてたかが知れているのだ(と、現状思っている。何せクソ暇なので)。

自分は暇を苦痛に感じるタイプなのだと、今回初めて知った。暇に戸惑っている。
無職になるまで、「暇だ」と思ったことが全くなかった。
私が日々勤勉だったからとかそういう理由ではない。どっちかというとサボり野郎の部類に入る。
それなのに全然暇じゃなかった理由は、常に頭の中が考えごとや空想でいっぱいだったからだ。

たとえ体が動いていなくても、たとえ予定が何もなくても、頭の中は常に忙しい。私はその状態を「暇」と呼んだことは一度もない。今後そう呼ぶつもりもない。
だってその時考えたいことがあるなら全然暇じゃないじゃん。頭使ってるんだったら暇じゃなくない?

もしや、それって今の自分にも言えることだろうか。こうして日記書いてるんだし、ほんとは暇じゃないのかも。
でも今って頭使ってるのかな。使ってないような気がする。だって書いてるこの瞬間も暇だもん。暇で暇で暇で暇で気が狂いそうだ。

ダメだ、日記もここで終わりにしよう。人の形を保てなくなりそうだ。
とりあえず歯でも磨くか。



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