わたしが子どもを望まない理由(2)

●子どもが大きくなったら 
小学5年生くらいのとき、母に「手伝いもしないで色気ばっかりついて」というようなことを言われたことがある。 
ネックレスをして、放課後遊びに行っていたことがあった。 
夕方家に帰って、なにかの具合で怒りを招き、そして、ネックレスのチェーンは千切れた。 
 
それから大学生になるまでずっと、色気をださないように過ごしてきた。 
髪の毛は伸ばさない。 
洋服はカーキや黒などの地味な色を選ぶ。(今どきのアースカラーとは全く違う。) 
異性(芸能人を含む)に興味を示さない。 
メイクはおろかリップクリームもしない。唇ががさがさになって血が滲んでも気にしない。 
 
わたしがもし子どもを産んで、それが娘であって、娘が青春を謳歌するとき、それを手放しに喜び、なにも言わずに妨害しないで見守ることができるのか? 
まるで自信がない。 
とても妬ましく思うだろう。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?