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楽しいこと面白いこと

皆さんには楽しいことや面白いことはあるでしょうか。

私は面白いと感じることはあっても楽しいと感じることがあまりありません。変な意味ではなく、感覚的にというやつです。もしかすると面白いという感情が先行して、楽しいという感情が塗り替えられているのかもしれません。(ちなみにここでの面白いは興味深いという意味合いが強いです。funnyではなくinteresting)

本題に入る前にまず前提として、楽しいと面白いは果たして同じ物なのか別物なのかという点について私の個人的見解を述べます。

自分としてはそれぞれ別物と捉えています。楽しいは自分の内側に向けられた個人的な感情に対し、面白いは少なくとも周囲の環境や他人との間で巻き起こる感情ではないかと思うからですね。

簡単な例を挙げれるか少々不安がありますが、好きなことをする、友達と食事に行く、ゲームをする…何でも構いません。楽しいことを想像してくださいと言われて何を思い浮かべたでしょうか。

きっと多くの方は自分が〇〇をしている瞬間といった感じで、自分が主体となって楽しむということを思い浮かべるでしょう。

では反対に面白いこと、ややこしいので言い換えますと、ずばり興味深いこととは何でしょうか。想像してみてください。

ここで自分を興味深いと感じることもあるかもしれませんが、元を辿れば周囲への興味が自分へ転化しただけだったりします。要は差異に気づいて自己の内面に興味が向いたり、外界と接しているうちに自分を客観的に見て面白いと感じてしまうとか…そういった具合かなと。

自分でもちょっと何言ってんだか、こんな例で大丈夫か不安ですが、上に記述した通り、楽しいは個人しか含まれない感情で、面白いは他人や環境を含んだ感情であるというのが私の考えですかね。

さて、やっとこ本題に入れるわけです。

そもそも本題とは何だったかわざわざスクロールさせるようなことはしなくて大丈夫です。これからちゃんと書きますからw

生きている中で最近気づいたことなのですが、どうやら私は自分の楽しいがよくわからんのです。興味や好奇心旺盛だと自負しているのですが、それに伴っても良いはずの楽しさが自覚出来ずにいるわけです。別にお悩みではなくて、楽しいって何だろうなっていう哲学的なものなのかもしれませんね。周りからも難しく考えすぎだってよく言われるので…。

きっとすごく簡単なことで良いんですよね、楽しいって。けど、楽しいって難しいんです。継続しないものだから。いつか終わってしまうものだから。

…そうか!

そのことに気がついた時はスッキリしました。私は楽しいを感じているうちに、いつか終わってしまうという物悲しさを感じていたんです。

何というか、ペシミスティックな考え方ですよねw

いい夢を見ている時に途中で気づいてしまうという感覚に似て、突然楽しさから醒めてしまうんですね私。

楽しいことを楽しいままに出来ず、どんどん悲しくなってしまう。こんな日二度と来ないかもしれない、なんて滅茶苦茶感傷的になってるんですよ。

けど、それだけ幸福なんでしょう。楽しいことひとつ、またとない至福なんです。

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