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みたさんへの私信

この記事はみたさんへの私信です。ほとんどの方には参考になりませぬ。

  1. 13W → 312Wh必要 

  2. 20Wが3つ → 1,440Wh必要

  3. 32Wが3つ → 2,304Wh必要

  4. 57Wが2つ → 2,736Wh必要

上記がいただいた情報をWh(ワットアワー)表記にしたものです。ポータブル電源はメーカーが販売の際にWhで表示しています。

全ての電力を一台のポータブル電源で賄う方法

全ての電力を合計すると、6,792Whとなります。
バッテリーというのは容量の全てを効率的に使えるわけではありません。実際にはバッテリー容量の80%〜90%しか使えません。ここではわかりやすくするために6,792Whのまま考えていきます。

6,792Whの容量を賄えるポータブル電源は「EcoFlow DELTA Pro(399,300円)」+「DELTA Pro専用エクストラバッテリー(297,000円)」。

DELTA Proは出力が3,000W、容量が3,600Wh。ほぼ全ての家電が使えます。例えば電子レンジは1,500W、ドライヤーは1,200W、電気ポットは1,350Wくらいです。

かなり高額になりますね(およよ〜)。リン酸鉄リチウム電池という火災や爆発などの熱暴走に強い電池を使っています。また、充電サイクルは3,500回以上なので10年は使い続けることができると思います。EPS(Emergency Power Supply)機能があるので普段からDELTA Proをコンセントと機器の間に挟んで置くことにより、留守中の停電でも機器が止まってしまうことを防げます。
※家庭用コンセントからの電力供給が停止した場合、30ms以内に本製品のバッ テリーから直接電力供給が行われるモードに自動的に切り替わります

この方法だと70万円くらいかかってしまいます。セール時は1,5000円オフくらいになります。


バラバラに賄う方法

いっぺんに高額なお金を使わずに少しずつ安全性を高めていく方法です。
一つずつ説明をしていきますね。
基本的にバッテリー容量は内容量の80-90%しか使えません。必要量より少し大きめのものを探してみます。

1.13W → 312Wh必要 

ご飯も炊けるよ

最低312W必要なので400Whくらいで手頃な製品を探してみます。
400Whクラスでおすすめできるのは「Anker PowerHouse II 400(39,800円)」です。わたしも使っています。セール時は34,000円くらいで買えます。
これに限らず、400Whくらいなら3万円台で購入可能。

LEDライトがとても優秀なのでライトとして購入するのもありです。


2.20Wが3つ → 1,440Wh必要

ご飯も炊けるよ

1,440Whなので1,500Wh以上欲しいところです。
おすすめは「EcoFlow DELTA Max1600(187,000円)」。出力2,000W、容量1,612Whなのでほぼ全ての家電が使えます。セールの時は140,000円くらいで買えます。

このDELTA Max1600は拡張バッテリー(149,600円)を接続することで最大6,048Whまで拡張できます。もしかすると、DELTA Max1600を母艦にして、拡張バッテリーを増やしていくのが一番予算が少なくて済むかもしれません。

3.32Wが3つ → 2,304Wh必要

上記の「EcoFlow DELTA Max1600(187,000円)」+「DELTA Max専用エクストラバッテリー(149,600円)」がおすすめになります。

拡張バッテリーを接続すると4,032Whになります。

4.57Wが2つ → 2,736Wh必要

上記の「EcoFlow DELTA Max1600(187,000円)」+「DELTA Max専用エクストラバッテリー(149,600円)」がおすすめになります。

まとめ

すべて動物用のヒーターということなので、温度が安定するとそこまで消費電力は高くないかもしれません。

一応、24時間停電したとして熱源を維持するためには6,792Wh必要。

一番安いパターンだと「EcoFlow DELTA Max1600(187,000円)」+「DELTA Max専用エクストラバッテリー(149,600円)」×2台で486,200円。

10年くらいのスパンで考えると「EcoFlow DELTA Pro(399,300円)」+「DELTA Pro専用エクストラバッテリー(297,000円)」が一番お得。アプリ制御が優秀なのでテスラのPowerwallのような使い方もできます。

今の日本ですと24時間停電することはなかなかないので、24時間維持することから12時間にしてみると予算も半分くらいになりますね。

また、天気が良ければソーラーパネルでポータブル電源を充電できます。充電能力100Wあたり2万から3万円くらい。

参考:https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001381194.pdf

※ポータブル電源最大手はJackeryというブランドですが、価格と性能のバランスが悪いので除外しました。CSの質はとても高いです。

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