JRの交通系ICカードに隠れてる「IC」を見る
弟ファミリーと母が大阪旅行に行くというので、JR西日本の交通系ICカード・ICOCAのキャラクター「イコちゃん」(駅員さんバージョン)を買ってきてもらうようお願いした。
イコちゃん(駅員さんバージョン)は無事我が家に到着し、Suicaのペンギン(駅員さんバージョン)と共に山手線に乗車して頂くこととなった。
かわいいかわいいと満足しながら見つめているうちに、気付いた。
イコちゃんの持ってるICOCA、「IC」の部分が白抜きになってる。
次に自分のSuicaを見た。
Suicaの「ic」部分が白抜きになってる。
交通系ICカードの始まりはJR東日本からである。
その技術は惜しみなく公開され、JRグループだけでなく、私鉄の交通系ICカードにも生かされており、名称もオリジナルのものが付けられている。
だが、JRグループの交通系ICカードには必ず「IC」が組み込まれているのではないか?
調べてみよう。
JR東日本のSuicaとJR西日本のICOCAの「IC」は確認済みだ。
まずはJR北海道。交通系ICカードは「Kitaca」。
iとcは離れているが、しっかり白抜きになってる。
次はJR東海。交通系ICカードは「TOICA」だ。
TOICAが正式名称ではあるが、カード上の表記を「toICa」とすることにより、IとCを大文字にして際立たせた上で白抜きにしてる。
JRグループが発行してる交通系ICカードの名称は把握してたので、ここまでは「まあ白抜きできるよねー」と予想はできたのだが、ここからである。
最後、JR九州。
交通系ICカードの名前は「SUGOCA」だ。
「I」の文字は使われていない。
行けるのか、SUGOCA……
英文字をカクカクしたものにし、「O」の右の線と「C」を白抜きにし、JR交通系ICカードとしてのアイデンティティを示していた。
JR各社、交通系ICカードの名称に見事に「IC」を組み込んでいた。
参りました。
と、1社抜けてないかい?という声が聞こえてきそうだ。
はい抜けてます、JR四国。
JR四国は交通系ICカードを発行してないのだ。
故に交通系ICカードが使えない駅もある。
四国に行くときには気をつけてね!
そんなJR四国から交通系ICカードが発行されたら、どんな名称になるんだろう。
もしかして、良い名称が決まらないから交通系ICカードを発行してなかったりしてね。