ひめ

1971年生まれ。健康で、日々の生活を楽しむ。そんな老後を生きるための準備として、色々…

ひめ

1971年生まれ。健康で、日々の生活を楽しむ。そんな老後を生きるための準備として、色々考えたり、動いたり、書いたりしていきたいと思います。

マガジン

  • 本たちについてのあれこれ。

    読んだ本の記録。2022年12月~

  • アラフィフの投資デビュー。

    定年も延びたし、まずはiDeCoとつみたてNISAから。

最近の記事

受験シーズン。父との思い出。

受験シーズン。 34年前、私自身の受験の時、朝5時発で父が隣県の会場まで送ってくれました。自営業の父は仕事があるため、私を下すとトンボ返り。試験を終えた後の帰路は、ゆっくり駅まで歩き、JRで帰宅しました。 冬の朝、まだ明けきらぬうちに家を出て、少しずつ明るくなっていく空を前方に見ながら、3時間ほどひたすら国道を走りました。道中何か話したのか、何を話したのかは全然覚えていないけれど、こんなに早い時間に大変そうなそぶりも見せず、往復6時間を走ってくれる父に対して抱いていた申し

    • 1月に届いたハガキ。お気に入りの5枚

      1月に届いたハガキは16枚でした。ドイツから5枚、アメリカから4枚、フランスから2枚、あとはチェコとフィンランドとリトアニアとロシア、珍しいところだとパレスチナ(←多分、Postcrossingやっている人が少ないから、ドイツだとIDナンバーが8桁のところがパレスチナ3桁) お気に入りのうちの1枚は、そのパレスチナから。 雲の晴れ間から光(Siliver lining)が降り注ぐ、美しいエルサレムの市街地の写真。 2枚目はドイツから。山や雲、空、自然、地球のカラフルさに、

      • 頂いたメッセージにほっこり、、、

        年末に出したPostcrossingのハガキの行き先の一つに、アメリカ、ネブラスカ州のグループホームがありました。プロフィールの紹介文はこんな感じ、、 送ったポストカードはこちらの年賀ハガキ。お雑煮の説明を添えました。 そして、先日、「おハガキ、届きました」のメッセージが、、 車椅子のおじいちゃん、おばあちゃんたちが、老眼鏡をかけてPCの画面をみんなで覗き込みながらお雑煮のWikipediaを覗き込んだり、説明を読み上げている風景が目に浮かぶようで、ほっこりさせてもらい

        • 【読書記録】戦後の古書・古典籍業界を舞台にしたミステリーという設定と、戦後の日本で生きるのに必死だった人々の息遣いが感じられるディテールの描き方に引き込まれる導入と展開は秀逸。

          、、、という一言(じゃないけど)に尽きるかな。 戦後間もない神保町で古本屋の主、芳松が崩れ落ちてきた大量の本の下敷きになって死亡しているのが発見されます。神保町で働き始めたころから芳松を知っている庄治は、古典籍を専門に扱う古本業者として、戦後の物資不足の中、世に出始めた古典籍をあちらこちらと買い集める忙しい日々を送りながら、芳松の死の謎を解き明かそうと動き始めたところ、GHQが接触してきます、、、 と、こんな感じで物語が始まります。 生活に苦しくなった戦前の名家たちが代

        受験シーズン。父との思い出。

        • 1月に届いたハガキ。お気に入りの5枚

        • 頂いたメッセージにほっこり、、、

        • 【読書記録】戦後の古書・古典籍業界を舞台にしたミステリーという設定と、戦後の日本で生きるのに必死だった人々の息遣いが感じられるディテールの描き方に引き込まれる導入と展開は秀逸。

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          4本
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        記事

          Postcrossingで存在したことを知らなかった風景と出会う

          ふと見かけた展覧会の案内 仕事納めのあと行ってきました。 1時間しかなかったので、早足になってしまいましたが、よかったです、、 明治時代に日本を訪れた西洋人画家やその時代の日本人画家が描いた日本の風景。個人の収集家が海外で集めた200点余りの絵画で、ほとんどが日本初公開だそうです。 このコレクションの中に愛媛県出身の画家・中川八郎氏の初期代表作が含まれるため、愛媛県美術館では所蔵品の中川氏の作品と合わせての展示になっており、展覧会のチラシやチケットにも、京都やこの後巡回

          Postcrossingで存在したことを知らなかった風景と出会う

          ガラスペン再レビュー : ハリオサイエンスのガラスペン。その名の通り、毎日使うかも、、、

          2023年の投稿1本目! 以前、所有しているガラスペン4本を書き比べたレビューを投稿しました。 この中では、やや期待外れ感をもって評価しているハリオサイエンス「毎日使いたいガラスペンBRIDE」、実は付属品(?)も一緒に購入していて、、それがこちらの「隠岐の木ペンレスト」↓ と、こちら「インクポット BOUQUET」↓ 本日、初めてセットで使ってみました。書いたのは、バレット・ジャーナルのスタートとして、昨年のReflectionや今年の自分の理想像。 去年のことを思

          ガラスペン再レビュー : ハリオサイエンスのガラスペン。その名の通り、毎日使うかも、、、

          Postcrossingでこの世に存在することさえ知らなかった世界と出会う

          届いたハガキに描かれているものを、色々ググるのが好きです。今日は、そんなお話。 先週先々週に届いたハガキは17枚。ヘッダー画像はそのうちの10枚です。 クリスマスのイラストカードが4枚 from Germany×2、U.S、Malaysia アメリカから女の子のイラストカード と船でしか行けないフロリダ半島の西 沖合100kmのところにある海洋生物の国立公園 Dry Tortugas National Parkのカード ポーランドから民族衣装のイラストカード ロシアから

          Postcrossingでこの世に存在することさえ知らなかった世界と出会う

          Postcrossingで使う葉書たち

          Postcrossingで送る日本ぽいハガキをどこで手に入れますか、、というご質問を初コメントで頂きました。ありがとうございます♪ PostcrossingではProfileのところに、どんな葉書を貰ったら嬉しいか、などなどの情報を書いている場合が多いです。 Multiviewのハガキが欲しいとかSingleviewがいいとか あなたの街の風景が分かるものとか 手作りのカードは遠慮するとか気にしないとか Bulldogのカードを集めているとかクリスマスカードはいらないとか

          Postcrossingで使う葉書たち

          ガラスペン、書き比べてみた(本音)レビュー

          気になっていたガラスペンが一通り揃ったので、書き比べてみました。 手前から、Fonte ガラスペン 本体825円 別売りキャップ330円      ハリオサイエンス 毎日使いたいガラスペンBRIDE 7,700円      エルバン つむぎ(コーラル) 3,300円      硝子工房トリニティ 残雪 11,500円 主な使い方としては、「読書記録をその本のイメージに合ったインクで書きたい!」なので、バレット・ジャーナルに使う予定のロイヒトトゥルムで書き比べました。使った

          ガラスペン、書き比べてみた(本音)レビュー

          【読書記録】副題そのまま 豪華絢爛ヴェルサイユ宮殿で繰り広げられた愛と欲望(というよりむしろ“愛欲”)の歴史。

          きわどい表現が多いです、、、、 、、、なので、180度開けて読むのが憚られたり、周囲に誰かいないか確かめてしまう場面が多い本でした。 ヴェルサイユ宮殿を舞台にしながら、フランス革命についてはほとんど言及がなく、登場人物たちの欲望が歴史の方向性を変えた的な展開もありません。代わりに説得力を持って語られるのは、ヴェルサイユ宮殿がいかに男女(時にはノンバイナリーな組み合わせも含んで)の欲望を発散させるのに都合の良い仕組みや装置を備えてきたか、広大な庭園のボスケ(※)や洞窟がいか

          【読書記録】副題そのまま 豪華絢爛ヴェルサイユ宮殿で繰り広げられた愛と欲望(というよりむしろ“愛欲”)の歴史。

          【読書記録】真の「平等」を求めたわけではなかったフランス革命。処刑台に上がる権利だけは与えられた女性たち。

          この本はフランス革命を語るうえで名前が出てくる女性たち、また名前が出てくる男性に影響を与えた女性たち11人を取り上げています。池田理代子先生は35年前に「大げさともいえるほどの激しい怒りを抱いて」この本を書き上げた、と述べています。何に対する怒りか?「自由・平等・友愛の思想を高く掲げて旧体制を裁こうとしている」男性革命家たちが女性を平等なものとして考えていなかったこと、フランス革命の中で生まれた「人権宣言」、“人間と市民の権利の宣言”と訳されているものの原題は“Déclara

          【読書記録】真の「平等」を求めたわけではなかったフランス革命。処刑台に上がる権利だけは与えられた女性たち。

          「書く」ということの本質

          「手帳会議」なるものを初めて知りました。 noteを始めてから、まだ1週間ですが、どんどん世界が広がります。 早速、2023年の手帳及びバレット・ジャーナルをどうするか、作戦会議。 バレット・ジャーナルは2022年の1月からスタートしました。 当初は、Future LogをMonthly To Do Listに反映、Daily Logは一行メモと バーチカルの時間軸で記録+Diaryで思考や感情の記録をしていましたが、 忙しくなってきた3月、途切れがちになりました(はやっ)

          「書く」ということの本質

          Postcrossing 先週届いたハガキたち

          Postcrossingとはグローバル文通サイトのようなものです。登録した後、サイトの自分のページのSEND A POSTCARDをクリックすると、ハガキを送る相手の住所とプロフィールとIDが送られてきます。受け取った人がIDを登録すると、新たにSENDをクリックしてまた別の人に送ることができるようになっています。同じように自分の住所とプロフィールも誰かに送られていて、そのうち、ハガキが届くようになります。受け取ったら、REGISTER A POSTCARDをクリックして、ハ

          Postcrossing 先週届いたハガキたち

          バレット・ジャーナル「読書記録」

          、、、をガラスペンで書いてみました。 使ったガラスペンはHERBIN(エルバン)「つむぎ」 インクはナガサワ文具センターのKobe INK物語 ①神戸ボルドー ②北野パールシルバー ガラスペン使い慣れていないので、字が安定しません、、 きちんと使い方を確認したいと思います。

          バレット・ジャーナル「読書記録」

          図書館の本(2022年12月)

          「マリー・アントワネット」(上・下)  シュテファン・ツヴァイク 「ベルばら」のinspirationとなった本です。 池田理代子先生は高校時代にこの本を読んで、物事を深く考えることが嫌いで浮ついた性格だったマリー・アントワネットが、革命に放り込まれた時から人間として女性としての成長と成熟を遂げ、王妃としての誇りと子供たちを守るために強く賢く思慮深い人物へと変わる過程に感銘を受け、これを漫画にしたいと思ったといいます。 確かに、原作に描き出されているアントワネット像は

          図書館の本(2022年12月)

          ベルサイユのばら展@大阪

          阪急うめだ本店で開催中のベルばら展に行ってきました。一か月前からフェリーの予約を取り、家族(夫&高校生次男)には「どうしても見たい展覧会があるから、一人旅します」を宣言してついにやってきたこの週末。この週末に辿り着くまでには、いくつものserendipityがありました。 「ベルばら」を最初に読んだのは小学校時代。ドレスや宮殿のきらびやかな世界。その当時憧れたのはどちらかと言えばかっこいいオスカルではなく、マリー・アントワネットでした。しかし、高校の世界史の授業で、フランス

          ベルサイユのばら展@大阪