【デッキ紹介】風聲核零
初めての方ははじめまして。そうでない方も、またご覧になっていただきありがとうございます。ミルガです。そろそろ花粉症でティッシュが手放せない時期になっていきますね。とか書き始めは思ってたらもうピークは過ぎてました。たらたらと書きすぎました。今回もいつもの如くデッキ紹介です。
1.きっかけ・コンセプト
今回使いたいのはこのテーマ
ヴァルモニカです。スケールが3と5で、片方持っていると効果で相方をデッキから持ってくることができます。また、フィールド魔法の発動時に片方を持ってこれるので、3種9枚のうちどれかがあればスケールを揃えることができます。
なので、ヴァルモニカをレベル4の出力手段として活用しよう考えていました。せっかくヴァルモニカを使うのであれば、他にもヴァルモニカである利点を活かしたい。そして着目したのがP効果の部分。
カウンターの数だけ永続的に相手モンスターの打点を下げます。レベル4と打点減少の2つで相性のいいカードといえばこちら
打点が変動しているとフリーチェーンで破壊し1ドローできるラグナゼロです。個人的にずっと使いたかったカード。でも、こんなこと他の方々も思いつきます。YouTubeにある純構築のデッキ紹介動画ではどの動画チャンネルでも採用されていました。ニューロンでデッキ検索してもこの通り
100件以上見つかりました。であれば、もうひとつ加えてオリジナリティを見出していきたいところ。ここでレベル4モンスターを全て確認しました。2000種くらい。多すぎ。そして決めたのがこちら
かわいい子が続いてきたのにここでかわいくない子です。鋼核をコストに魔法をデッキトップに置くことができます。置いた魔法をラグナゼロでドローします。
これがこのデッキでやりたいことです。
また、テーマ内にシーパンサーを回収する手段があります。
イントナーレを使いまわすことでシーパンサーを回収してギミックをまわしていきます。
2.デッキレシピ紹介
今回のレシピはこちら
3.初動展開
このデッキの初動は天魔の聲選姫1枚から動きます。
フィールド魔法によってサーチすることができますので、テラフォーミング含めて7枚あります。組合せの2枚初動もあります。というかランク4が組めたら動けます。1枚目はセレトリーチェ1枚からスケールを揃えつつランク4を組むルート、2枚目はランク4から初動の終着点です。
結果的な盤面としては、サルガス・メリーメイカー・グラコン・サプライヤーの4体とスケール2枚、手札にセレトリーチェ・コア転送ユニットとなります。もう1体レベル4モンスターがいたらサプライヤーとランク4を組むことができます。このデッキの1ターン目は継続的に戦うための準備をします。後手ワンキルなんてされたら負けです。諦めましょう。
準備したものを使って2ターン目も決まった動きが少しだけあります。
P召喚前にカウンターを貯めつつランク4を立てることができます。ですので、ここでラグナゼロを出すことで1枚除去できます。これ以降の動きは相手の盤面とリソースによって考えて動いていきます。
4.ラグナゼロの使いまわし方
複数枚積めば済む話ですが、エクストラで対応できる幅を増やしたいということもあり、ピンで蘇生やら帰還やら回収して再出力やらすることにしました。
4.1.No.39 希望皇ホープ・ライジング
特殊召喚成功時にNo.を蘇生しつつ素材を供給します。このカードを使いまわすことでラグナを蘇生します。また、自己蘇生効果を持ち、このカードだけで2度ラグナを蘇生できます。ラグナを3度も出せたら十分です。
4.2.無限起動要塞メガトンゲイル
エクシーズなら言わずもがなです。リンク召喚の条件もメリーメイカー・ホープライジング・ラグナゼロで割と簡単に満たせます。強固な耐性と除去しながらの蘇生はやはり強力です。魔法罠による除去を皆さんも積みましょう。
4.3.エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ
蘇生罠です。エクシーズカードなのでアストラルホープでサーチできます。手札コストにしても良い部分。なんなら墓地効果の方がメインで使ってるまである。
4.4.ZW-玄武絶対聖盾
除外から帰還させることができます。現代の除去は様々です。除外されたからデッキが〜みたいな言い訳はしたくありません。なので、自らケア札を用意しています。一応、自己蘇生し除外されたホープライジングを帰還させてラグナを蘇生させることもできます。そんなことする前にデュエルは終わってます。
5.使いまわす魔法カード
シーパンサーでデッキトップに置く魔法の一覧です。決まった特定のカードなく、その状況によって変わります。
5.1.ヴァルモニカ・ディサルモニア
カウンターを貯めながら墓地除外どちらからでも回収することができます。優秀ですね。このカードのおかげで、少ない枚数でも持久性を持たせることができます。さすがに同名を回収することはできません。テーマ外の別ギミックで回収する必要があります。つまり、シーパンサーですね。
5.2.エクシーズ・インポート
相手を吸収します。デュエルが長くなるにつれて響鳴カウンターが増えるので、吸収する範囲が広がっていきます。使いまわし甲斐のあるカードです。
5.3.エネミーコントローラー
ラグナが破壊できるのは攻撃表示の敵意があるものだけです。優しいですからね。無理やり敵意を起こさせたり、保守思考になったりトリッキーなカードです。20年以上前からある古のカードを縛りとかではなく、ちゃんと理由があって採用できるのが好みです。初期スーが欲しい。
5.4.ハーピィの羽根帚
雑強カード。ラグナがモンスターしか除去できないので、後ろは別で除去手段を用意します。相手が鬼になろうが知ったこっちゃありません。制限カードを使いまわせる俺が最強ってわけ。
5.5.貪欲な壺
リソース回復最強カード。使いまわしたことはない。使いまわす前にデュエルが終わってる。
5.6.一撃必殺!居合ドロー
実は最も使いまわしたいカード。墓地の鋼核をデッキに戻せます。デュエルが長くなるにつれてデッキの枚数も減るので、当たる可能性も高くなっていきます。
6.他の採用カード紹介
1部抜粋して紹介します。
6.1.Emミラー・コンダクター
フリーチェーンでダメージを受けられるレベル4モンスター。たまに4000のホープライジングを作ったりもします。
6.2.エクシーズ・スライドルフィン
蘇生したラグナに素材を供給します。このカードを落とすために居合ドローを使いまわしてると言っても過言ではない。
6.3.タックルセイダー
御影志士でサーチする第2の選択肢。そして居合ドローで落ちたらいいなくらいのノリ。
6.4.ダイス・ダンジョン
スケールを割られることがよくあるので攻撃力変動の第2の選択肢。どの目がでても攻撃力は変動するし、お互いに逆転の可能性があっていいですよね。
6.5.リサーガム・エクシーズ
1ターンだけランクアップして帰宅する罠。コストは鋼核やタリホーなどでカバー。
6.6.No.101 S・H・Ark Knight
破壊以外の除去枠。ランクアップ系のサポートも共有できる。兄妹で並べたいよね。レリが良い。
6.7.No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク
墓地除外マン。現代では墓地効果持ちが多く、メインギミックでは相手の墓地に触れられないので採用。墓地リソースなら削られないとか思ってる甘々な考え持ってる方々を解らせます。
6.8.FA-ホープ・レイ・ランサー
攻撃力変動の第3の選択肢。3000打点の連パンマン。召喚条件のコストもこのデッキでは軽いので良き。
6.9.フォトン・バタフライ・アサシン
出しやすくて表示形式を変更できるエクストラとして採用。なんだかんだ出す機会はあります。フリチェだったらなお良かったけど、7期のカードに求めることじゃない。どこにもなくてめっちゃ探した。
7.最後に
最後までご覧になっていただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか。今回のデッキは使いたいギミックを中心に上手く纏められたかなと満足しています。新弾のINFOに収録された新規は採用しませんでした。ヴァーラルはわざわざラグナの的を減らす必要ないし、創神もこのデッキではヴァルモニカリンクをあまり使わないしカウンターは1つ置いてあれば十分です。最終盤面にヴァルモニカを立てておくことがほぼないため採用を見送りました。そんな新規もある。
今回のデッキ名である「風聲核零」は「ふうせいかくれい」と読みます。四字熟語である「風声鶴唳」をもじりました。ちょっとしたことに驚いたり怯えたりすることのたとえです。意味合いは特に気にしてません。もじりやすい四字熟語を選んだだけです。「聲」はヴァルモニカ、「核」はコアキメイル、「零」はラグナゼロからイメージしました。
これからも不定期でこのようなデッキ紹介の記事を投稿していこうと思ってます。作成したデッキは遊戯王ニューロンで" #ミルガノレシピ "と調べていただけると全てみられます。ここまで読んでいただきありがとうございました。また、別の記事も読んでもらえたら幸いです。
デッキの内容はもう終わり。ここからは自分語りになるので、気になる方だけご自由にどうぞ。
実はラグナゼロに思い入れがあり、ずっと使いたいカードでした。それももう10年前のこと。まだ学生で金銭面的に妥協して組んでた頃。自分は、シンクロンエクストリームというストラクで復帰しました。当時はジャンドに憧れがあったんですよね。その時に仲良い友達が使ってたのがHEROでした。同じ年にヒーローズストライクというストラクがあり、よくダークローに苦しめられました。その友達がよくラグナゼロを使っていました。光牙やアシッドと相性が良かったんですね。コンボなんて大それたものではないですが、当時の自分にはかなりの衝撃でした。その時からこのカードを上手く使うのが憧れでした。自分も今では上手く使えてるかな。
ほんとに終わり
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