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シンガポール映画>ポンティアナックの復讐

Netflixでシンガポール映画「ポンティアナックの復讐」を見ました。

まあ、日本で言うところの産女です。

シンガポール映画と言っても、舞台はマレーシアの密林の村。言葉もマレー語です。

ポンティアナックはインドネシアでも有名な幽霊というか悪霊です。
お産の途中で亡くなった産婦を適切に埋葬しないと出るそうです。

なんかWIKIにやけに詳しい解説が~。

1950年代の田舎の村で開かれた結婚式。新郎には8歳になる息子が。
式に参列した新郎の友人が、翌朝、惨殺死体となって、人間には届かないような高い木の幹に打ち付けられていた。
その後、不調を訴える村の子供たちが増える。
ドゥクン(呪術医。マレーシアでもドゥクンというのかな?)が新婦が光、闇を伴ってきたと発言したため、新婦が禍をもたらしたと白い目で見られる…。

まあ、新郎が若い頃、遊びで手を出して妊娠させて、という話ですな。

最後はちょっとかわいそうでした。

インドネシア、マレーシア、シンガポールとNetflixで視聴できる映画をまとめていて、改めて、東南アジアって結構、いけいけで通じ合っているよな、と感じたのでした。

ポンティアナックの前に「サヤン・ディサヤン」を見かけたのですが、シンガポールが舞台ですが、車椅子の金持ちの男性のお手伝いさんはインドネシアのスマトラからの出稼ぎ、ジャワガムランを聴いている?男性はジャワの出身のようで、ジャワの料理、サンバル・ゴレンがキーワードになります。
友人が「娘と孫はシンガポールに住んでる」とか普通に言うし、文化的にも、社会的にも、距離が近いように感じます。

シンガポールはよくわからないのですが、インドネシアの人は結構、迷信深いし、怖がりです。
日本人の知り合いでドゥクンに「呪いをかけられている」と言われて思い当たることがあり呪い返ししてもらった、とか、日本の工場のインドネシア人従業員に横恋慕した男性がドゥクンに頼んで呪ってきたのでドゥクンに相談したら、電気をつけっぱなしにするといいと言われて、しばらく寮の電気をつけっぱなしにしたら治まった、という話を聞いたことがあります。

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